こんにちは、slashです。
今回はロマンシング サガ2 リベンジオブザセブンで防御をアップさせる術、水舞い、エアスクリーン、金剛盾の効果を詳しく調べてみました。
また、各防御アップ術の使いどころについても考察してみました。
いきなりですが、検証結果をまとめておきます
先に検証結果をまとめて書いておきます。
詳しい検証内容は記事の下の方に書いておきますので、興味のある方は読んで頂けると幸いです。
水舞いの効果
物理防御を40加算する。
水系統を含む術や複合系統技のダメージをおそらく20%軽減する。
エアスクリーンの効果
物理防御を40加算する。
風系統を含む術や複合系統技のダメージを20%軽減する。
金剛盾の効果
物理系統技のダメージを40%軽減する。
地術のダメージをおそらく40%軽減する。
↑「おそらく」という書き方をしている箇所がありますが、これは検証時にダメージのブレが大きい攻撃を被弾して確認したせいで、ちょっと信頼性が低いかと思われるところです。
各防御系の術の使いどころについて考察
水舞い、エアスクリーン
水舞い、エアスクリーンは物理防御+40、つまり防御力に一定値を加算する方式となっているので、バフがかかる前の物理防御力によってダメージの軽減率が変わってきます。
元々の物理防御が低いほどダメージの軽減率が高くなり、元々の物理防御が高くなるほどにダメージの軽減率が低くなっていきます。
このため、十分な防具が揃っていない序盤では物理防御が低いので水舞い、エアスクリーンを使う事でダメージを大幅に軽減できますが、強力な防具が揃って物理防御を高められるようになると、ダメージ軽減率は下がっていきます。
物理防御が100くらいになってくると、そこに防御+40のバフをかけたとしてもダメージ軽減率は25%程度にしかなりません。特に難易度ロマンシングでは20%程度軽減できたところで焼け石に水といった感じになる事も多いのではないかと思われます。
また、真空斬り(剣+風)のような複合系統技は物理防御と術法防御のうち低い方を参照して被ダメージが計算されるので、物理防御だけ40加算されてもほどんどダメージが減らないという事も起こりがちです。この点でも使いづらいと感じます。
上記の理由から、水舞い、エアスクリーンが活躍するタイミングは初回or引き継ぎなしで開始した時のゲーム序盤~中盤あたりまでかな、と思います。特にエアスクリーンは序盤で習得可能なため、水舞いより活躍する機会は多くなりそうです。
あえて、ゲーム終盤や2周目以降で使えそうな場面を挙げるとしたら、ローブ系や、力帯のような物理防御が低い装備をしていて、物理防御が低いキャラに使えばそこそこのダメージ軽減率が期待できそうです。
金剛盾
原作とは大幅に効果が変更された術ですね。
こちらは防御力を加算するのではなく、物理攻撃のダメージを40%軽減してくれます。ダメージ軽減率は物理防御が45未満なら水舞い、エアスクリーンの方が軽減率が高くなりますが、金剛盾を習得する頃には物理防御45以上にできるだけの装備は揃っているかと思いますので、基本的には物理攻撃のダメージ軽減率で水舞い、エアスクリーンに劣る事はないだろうと思われます。
また、真空斬り(剣+風)のような複合系統技であってもダメージを40%軽減してくれるので、この点でも水舞い、エアスクリーンより使いやすいと思います。
上記の理由により、金剛盾は習得が終盤になるだけあって水舞い、エアスクリーンよりも基本的にはダメージ軽減率が高く、防御性能が優秀と思います。
まぁ、それでも効果が単体で持続がわずか3ターンしかないのでそこまで使いやすい性能とは思えず、これを習得する頃には光の壁も既に習得済みの事が多いと思われるので、結局、光の壁があればそれでいいや!ってなりますね(汗)
無能な術ではないとは思いますが、習得時期が遅すぎるのがネックですね・・・
詳しい検証内容
ここからは、検証した内容について書いていきます。
水舞い、エアスクリーンの物理防御アップについて
検証時の条件
難易度:カジュアル
敵勢力レベル:16
物理防御の値を調整しながらルドン高原にいるアズテックの超音波(全体)を5回ずつ受けて平均値を取り、水舞いの有無でダメージがどの程度変化するか確認する。
検証結果をテーブルにまとめます。
物理防御 | バフ無し時被ダメージ平均 | 水舞い有り時被ダメージ平均 |
0 | 377.4 | 101.8 |
40 | 101.4 | – |
45 | 93.8 | 56.8 |
85 | 56.6 | – |
物理防御0で水舞い有り時の被ダメージ平均値(101.8)と、物理防御40のバフ無し時被ダメージ平均値(101.4)がほぼ同じ値です。
同様に、物理防御45で水舞い有り時の被ダメージ平均値(56.8)と、物理防御85のバフ無し時被ダメージ平均値(56.6)がほぼ同じ値です。
この事から、水舞いの効果は物理防御が40上昇させたのと同等のダメージ軽減が行われていると推測されます
エアスクリーンについても水舞いと同じような結果になったので、こちらも同様に物理防御を40加算する効果があると考えられます。
水舞い、エアスクリーンの術系統軽減効果について
水舞い
検証時の条件
難易度:カジュアル
敵勢力レベル:16
検証方法
術法防御135で、トウテツの召雷(水+天)をバフ無し、水舞いありの各状態で30回ずつ受けて平均値を取る。
召雷のダメージのばらつきが大きいので試行回数は他の検証より多くしてます。
検証結果は以下の通り・・・
バフ無し時のダメージ平均:73.9
水舞い時のダメージ平均:57.8(軽減率:22%)
ダメージ軽減率は22%となりました。ただ、召雷はダメージのばらつきが大きいので、試行回数を多めに取ったとはいえ、結果の信頼度が低いような気がします。下記で検証したエアスクリーンが軽減率20%なので、水舞いも同様に20%が実際の軽減率ではないかと推測します。
エアスクリーン
検証時の条件
難易度:カジュアル
敵勢力レベル:16
検証方法
物理防御、術法防御がともに0の状態でルドン高原にいるリザードマンの真空斬りを5回ずつ受けて平均値を取り、エアスクリーンの有無でダメージがどの程度変化するか確認する。
検証結果は以下の通り・・・
バフ無し時のダメージ平均:777.4
エアスクリーン時のダメージ平均:624.2(軽減率:20%)
真空斬りは剣と風の複合技なので、物理防御だけ40加算されても術法防御が0のままだと被ダメージは減らないはずです。しかし、実際には20%軽減されている事から風系統を含む技のダメージはちゃんと軽減してくれるようです。
金剛盾の物理攻撃ダメージ軽減率について
検証時の条件
難易度:カジュアル
敵勢力レベル:16
検証方法
物理防御の値を調整しながらルドン高原にいるアズテックの超音波(全体)を5回ずつ受けて平均値を取り、金剛盾の有無でダメージがどの程度変化するか確認する。
検証結果をテーブルにまとめます
物理防御 | バフ無し時被ダメージ平均 | 金剛盾有り時の被ダメージ平均 |
0 | 377.4 | 226.4(軽減率:40%) |
15 | 187.6 | 114(軽減率:39%) |
45 | 93.8 | 56.6(軽減率:40%) |
105 | 46.8 | 28.2(軽減率:40%) |
物理防御の値にかかわらず、ほぼ40%のダメージ軽減率となっています。この事から、金剛盾は防御力を加算するのではなく物理攻撃の被ダメージを一律40%軽減する効果があると考えられます。
また、複合系統技を受けた場合の検証も行いました。
検証時の条件
難易度:カジュアル
敵勢力レベル:16
検証方法
物理防御、術法防御がともに0の状態でルドン高原にいるリザードマンの真空斬り(剣+風の複合系統)を5回ずつ受けて平均値を取り、金剛盾の有無でダメージがどの程度変化するか確認する。
結果は、
バフ無し時のダメージ平均:777.4ダメージ
金剛盾有り時のダメージ平均:463.6ダメージ
となったので、こちらもほぼ40%のダメージ軽減となりました。複合属性の技もちゃんと軽減できていますね。
金剛盾の地術ダメージ軽減率について
金剛盾は地系統のダメージを軽減するのでこちらも検証してみました。
検証時の条件
難易度:カジュアル
敵勢力レベル:16
検証方法
物理防御、術法防御がともに0の状態でルドン高原にいるソイルのストーンシャワーを30回ずつ受けてダメージ平均値を取り、金剛盾の有無でダメージがどの程度変化するか確認する。
結果は
バフ無し時のダメージ平均:206.2ダメージ
金剛盾有り時のダメージ平均:128.1ダメージ
となり、38%程度の軽減率となりました。ただ、ストーンシャワーはダメージのばらつきが大きいため、やはり結果の信頼度はちょっと低いかもしれません。
物理攻撃の軽減率が40%である事から、地系統ダメージもおそらくは40%が実際の軽減率になるのではないかと推測します。
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