こんにちは、slashです。
今回は幻日のヨハネ – NUMAZU in the MIRAGE –をクリアしたので
感想を書きます。
幻日のヨハネ -BLAZE in the DEEPBLUE-に引き続き、
幻日のヨハネ関連の記事は2つ目です。
どんなゲーム?
公式HPによるとジャンルは「アニメチックローグライト」となっています。
実際のゲーム内容としては
ローグライトカードゲームという感じで
毎回ランダムに生成されるマップを進んでいき、
途中で出現する敵キャラとは
カードの力を使って戦っていきます。
ちなみに私自身は
ローグライトカードゲームは
これまであまりプレイした経験がないので
今回の記事は初心者目線での感想になりますね。
ランダム要素と頭を使う楽しさ
探索するマップは毎回ランダム、
途中で入手できるカードなども毎回ランダム、
バトルで手札に来るカードもランダム(一部例外有り)
・・・と、非常に運が絡む要素が多いです。
(ローグライトなので、そういうもんなのでしょうね)
というワケで、
今、手元にあるモノでどうやりくりするか
考える事が重要になってきます。
マップではどの道を選択するか?
バトルではどのカードを引くか?どんな順番でカードを使うか?
など、考える事は多いです。
この「考える」という事が意外に楽しかったですね。
HPの管理が重要!ゲームバランスについて
難易度NORMALでプレイしましたが、
一度も負ける事なくゲームクリアできました。
先述の通り運が絡む部分は多いのですが、
クリア難易度は高くないと感じました。
ただ、道中で負けそうになった場面は何度もあったので
クリア難易度は高くないものの
ヌルゲーというわけでもない感じでした。
主人公ヨハネのHPが無くなると探索失敗となりますが、
このゲーム、HPを回復する機会が限られるので
探索においては「HPの管理が重要」と思いました。
別の言い方をすると、
「余計なダメージを受けない事が非常に重要」
という事になりますね。
とりあえず、以下の3点を意識すると
安全に進みやすいように思いました。
安全に探索を進めるために1:シールドを活用する
「ガード」などのシールド値を増やせるカードを
積極的に使って敵からのダメージを防ぎましょう。
もちろん「攻撃は最大の防御」という事で
防御よりも攻撃優先で速攻でバトルを終わらせるのも
良い作戦かもしれませんが、
敵を倒しきれるかどうか不安なら
防御優先の立ち回りをした方が良いように感じました。
安全に探索を進めるために2:バトルを回避する
このゲームは最初からマップ全体が見渡せるので
バトルが発生するマスを極力通らないように
ルートを選ぶとHPを温存しやすくなります。
特にエリートバトルマスだと強敵が出現するので
ここを可能な限り避けるとかなり安全に進めると思います。
安全に探索を進めるために3:召喚カードをあまりケチらない
このゲームでは
Aqoursのメンバーを召喚できるカードがあり、
召喚することで様々な恩恵が得られます。
(追加でダメージを与える、HPが回復する等)
召喚カードは一度使うと無くなってしまうので
ボス戦まで温存しておきたいと思うかもしれませんが、
ザコ戦であっても、状況によっては
惜しまずに使ってバトルを有利に進めていきたいところです。
無理に召喚カードを温存して
ザコ相手に苦戦してHPを削られていては
元も子もありません。
一瞬の油断で一気に劣勢になる事も?このゲームの難所
カードの特性を理解した上で
先ほど解説した事を意識しながらプレイすれば
問題なく探索は進行できるかと思いますが、
そうは言っても運が絡む部分もあり、
どうしてもピンチに陥る事もあるかと思います。
そこで私が個人的に難所と感じた箇所を
ご紹介したいと思います。
難所1:ドリル系の敵
ザコキャラの中でも特に厄介に感じたのは
「アカザドリル」などの
両手がドリル状になっているエビみたいな系統の敵です。
この系統の敵はシールド貫通攻撃を多用してきます。
つまりどんなに頑張ってシールドを張っても
ダメージを軽減できないのです。
しかも、攻撃力も低くないので
HPを大きく削られやすい強敵です。
対策としては、
強力な攻撃で短期で決着をつけるくらいでしょうか。
しかし、強力なカードが手札に無ければ
ある程度の被ダメージは覚悟しなければいけませんね。
難所2:挑発
このゲーム、様々な状態異常がありますが
挑発は特に厄介と感じた状態異常です。
挑発は「呪文カード」が使えなくなる状態異常ですが、
シールド値を加算するようなカードは
ほとんどが「呪文カード」に分類されるため、
挑発状態になると、シールドを張るのが難しくなります。
シールドが張れないとなると
敵の攻撃をモロに受けて
HPを大きく削られる事になってしまいます。
敵の攻撃力によっては
HP満タンからでも一気にピンチに追い込まれる事があるので
気を付けたい状態異常ですね。
キャラクター
今作は鏡の世界を探索するストーリーですが、
探索でボスキャラとして登場するナイトウィキッドAqours達は
なかなかにキャラが濃くて面白かったです。
お金に汚いナイトウィキッドチカ
極端な笑い上戸のナイトウィキッドマリ
個性が強いキャラとの会話は
見ていて面白かったです。
気になった点
個人的に気になった点についても紹介していきます。
ストーリーのボリューム不足
スムーズに進めていけば、
数時間程度でエンディングに到達でき、
ボリューム不足感は否めないかな、と思いました。
もちろんエンディング後も
何度でも探索はできますが、
クリア後に新たな敵キャラが出るとか
そういう要素はたぶん無い?と思われます。
ただ、依頼や図鑑埋めなどの要素を
コンプリートしようと思うと
そこそこのやり込みは必要になりそうです。
オープニング以外はフルボイスじゃない
オープニングイベントは
全セリフがフルボイスで展開されますが、
それ以外の会話イベントは
一部ボイスのみとなっているのが
ちょっと残念に感じました。
全編は無理だとしても
せめてラスボス撃破後のイベントくらいは
フルボイスにして欲しかったかな・・・
と、思います。
まとめ
ボリューム不足感は否めないものの
頭を使う楽しさを感じられて
ゲームとしては面白いと思いました。
ルールを理解すればクリアは難しくないので
ローグライトカードゲームに
あまり馴染みのない人でも
プレイしやすいと思います。