【ロマンシング サガ2 リベンジオブザセブン】「先手必勝」は必ず先手が取れるアビリティではなかった!?性能について検証してみました。

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こんにちは、slashです。
今回はロマンシング サガ2 リベンジオブザセブン
アビリティの「先手必勝」の効果について検証してみました。

ゲーム情報

ロマンシング サガ2 リベンジオブザセブン
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「先手必勝」とは?

ハンターのアビリティで、バトル開始時のみ最速で行動ができるというものです。

「先手必勝」でも先手が取れない事がある!?

先手必勝

アビリティの説明文を見ると、「バトルの最初のターンで最速行動となる。」となっているため、バトル開始時に必ず最初に行動できるように思えますが、アビリティ装備者の行動速度が遅すぎると先手が取れない場合がある事がわかりましたので今回は先手必勝の性能を検証してみました。

検証1 アビリティ装備者の行動速度が0の場合

行動速度0

検証方法
・上の画像のように装備重量を調整して行動速度を0にしたホーリーオーダー男で検証。
・このキャラに先手必勝のアビリティを付ける。
・ウオッチマンの巣に入ってすぐのところにいる「マイザー」の敵シンボルに接触してバトル開始。
・バトル開始時にホーリーオーダー男が最速行動ができた回数を記録する。

バトル開始時に最速行動となるアビリティを付けているのだから、いくら行動速度が遅くても当然毎回最速で順番が回ってくるに決まっているだろう!と、思いたいですが結果は以下のようになりました。

結果
バトルを20回行い、最速行動ができた回数は0回でした。

なんと、先手必勝をつけているのに毎回敵に先手を取られてしまいました。アビリティが効果を発揮しているとは到底思えない結果です。行動速度が遅すぎるとダメなんでしょうか・・・?

検証2 アビリティ装備者の行動速度が1の場合

ではアビリティ装備者の行動速度を上げれば結果は変わるでしょうか?

行動速度1

検証方法
・上の画像のように装備重量を調整して行動速度を1にしたホーリーオーダー男で検証。
・それ以外の条件は検証1と同じ。
・バトル開始時にホーリーオーダー男が最速行動ができた回数を記録する。

結果
バトルを50回行い、最速行動ができた回数は49回でした。

ほぼ最速行動ができており、行動速度が1上がっただけでかなり結果が違っていますね。そして注目すべきは、50回のうち1回だけ最速行動ができていない事です。つまり、先手必勝を付けているからといって「確定で」先手が取れるわけではないという事です。

検証3 行動速度を調整しながら、先手がとれる割合を調べる。

検証1、2の結果から、先手必勝はアビリティ装備者の行動速度と、他キャラの行動速度との関係で
先手が取れる確率は変わるのではないかと思い、さらに検証をしてみました。

検証方法
・ホーリーオーダー男(先手必勝装備)と、相方となる他の味方キャラの計2人でパーティーを編成する。
・バトルを開始し、最初のターンで2人のうちのどちらが先に行動順が回ってきたか回数をカウントする。

ここから、ホーリーオーダー男と相方のキャラの行動速度を調整しながら検証を行っていきます。

検証3-1 宮廷魔術師男(行動速度20)との比較

宮廷魔術師男(行動速度20)との比較

ホーリーオーダー男は行動速度1+先手必勝あり
相方の宮廷魔術師男は行動速度20

この2人の編成ではバトル開始時にどちらがより早く動けるでしょうか?

結果
バトルを50回行い、
ホーリーオーダー男が先制した回数:33回
宮廷魔術師男が先制した回数:17回

先手必勝を装備したホーリーオーダー男の方が先手を取りやすいですね。行動速度1のキャラが行動速度20のキャラに対してこれだけ先手が取れるという事は、先手必勝が効果を発揮しているとは言えるでしょうけど、やはり確定で先手が取れるわけではないようです。

検証3-2 踊り子(行動速度22)との比較

踊り子(行動速度22)との比較

ホーリーオーダー男は行動速度1+先手必勝あり
相方の踊り子は行動速度22

さて、この2人の編成ではバトル開始時にどちらがより早く動けるでしょうか?

結果
バトルを50回行い、
ホーリーオーダー男が先制した回数:21回
踊り子が先制した回数:29回

先手必勝を装備してない踊り子の方が少しだけ先手を取る確率が高いようにも思われますが、試行回数もそれほど多くないですし、もしかすると誤差かもしれないのでどちらが先手を取りやすいのかは判断し辛いところです。

検証3-3 踊り子(行動速度25)との比較

踊り子(行動速度25)との比較

ホーリーオーダー男は行動速度1+先手必勝あり
相方の踊り子は行動速度25

さて、この2人の編成ではバトル開始時にどちらがより早く動けるでしょうか?

結果
バトルを50回行い、
ホーリーオーダー男が先制した回数:8回
踊り子が先制した回数:42回

先手必勝をつけていない踊り子の方が先手を取っていますね。

検証3-4 踊り子(行動速度30)との比較

踊り子(行動速度30)との比較

ホーリーオーダー男は行動速度1+先手必勝あり
相方の踊り子は行動速度30

ここまで相方の行動速度が速いと、先手必勝をつけたホーリーオーダー男はもう先手が取れないような気がしますが・・・さて、この2人の編成ではバトル開始時にどちらがより早く動けるでしょうか?

結果
バトルを50回行い、
ホーリーオーダー男が先制した回数:0回
踊り子が先制した回数:50回

踊り子の完勝ですね。先手必勝どうした?と言いたくなる結果です。

検証3-5 踊り子(行動速度30)との比較 その2

踊り子(行動速度30)との比較 その2

ホーリーオーダー男は行動速度2+先手必勝あり
相方の踊り子は行動速度30

ホーリーオーダー男の行動速度を1だけ上げて2にしました。それ以外は検証3-4と同じです。行動速度をたった1上げただけですが、果たして違いは出るのでしょうか?

結果
バトルを50回行い、
ホーリーオーダー男が先制した回数:50回
踊り子が先制した回数:0回

今度はホーリーオーダー男の完勝です!行動速度をたった1上げただけで露骨に結果が反転しましたね。

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検証結果からの推測:もしかして行動速度に倍率をかけている?

これまでの検証結果から、先手必勝というアビリティはいかなる場合でも最初のターンで最速で行動順が回って来るものではないという事がわかります。アビリティ装備者自身の行動速度や、他のキャラの行動速度によっては先手が取れない場合もあるのです。

検証結果からの推測になりますが、先手必勝の本当の効果とは

「バトルの最初のターンのみ、装備者の行動速度に一定の倍率を掛け算する」

というものではないかと思いました。

検証3-2で示したように、「行動速度1+先手必勝あり」のキャラと「行動速度22」のキャラでは
先手を取った回数はどちらも近い数字になったので、「一定の倍率」はざっくり22前後ではないかと思われます。(試行回数があまり多くないのでホントに大雑把な推測しかできませんが・・・)

検証4 行動速度がマイナスだったらどうなる?

先手必勝の効果は「バトルの最初のターンのみ、装備者の行動速度に一定の倍率を掛け算する」

この推測が正しいかどうか、確認する意味でもう一つ検証をしてみました。
それはアビリティ装備者の行動速度がマイナスだったらどうなるか、という検証です。

もし、推測が正しければマイナスの行動速度に倍率がかかる事で、「先手必勝を装備する事で行動順が遅くなる」という逆転現象が起こるのではないかと思われます。そこで行動速度がマイナスのキャラ同士で比較してみました。

検証方法
・ホーリーオーダー男(先手必勝装備)と、モールの計2人でパーティーを編成する。
・ホーリーオーダー男は行動速度マイナス1+先手必勝
・相方のモールは行動速度マイナス14
・バトルを開始し、最初のターンで2人のうちのどちらが先に行動順が回ってくるか回数をカウントする。

行動速度がマイナスのキャラ同士で比較

モールの行動速度がマイナス14と極端に遅いので普通に考えればモールが最遅行動になるはずですが、果たしてどちらがより先手を取れるでしょうか?

結果
バトルを50回行い、
ホーリーオーダー男が先制した回数:4回
モールが先制した回数:46回

行動速度が極端に遅いはずのモールの方が圧倒的に高い確率で先手を取っていますね。つまり、
「先手必勝を装備する事で行動順が遅くなる」という逆転現象が起きているという事です。

先手必勝の効果により、ホーリーオーダー男の行動速度マイナス1に倍率がかかって、最初のターンだけ行動速度がマイナス20くらいになっているのではないかと思われます。

先手必勝で確実に先手を取るために

私が確認した限りでは、行動速度が2以上のキャラが先手必勝をつけていれば必ず先手を取れていました。「行動速度2以上なら絶対先手を取れるのか?」と言われると保障はできませんが、少なくともアビリティ装備者の行動速度が1以下にならないようにしていればほぼ問題ないと思われます。

とはいえ、意図的に狙わないと行動速度が1以下になるなんて事はあまり起こらないとは思いますので、特に意識しなくても大抵の場合は、先手必勝を装備したキャラはちゃんと先手が取れるかと思います。

その他、先手必勝で先手が取れないケース

行動速度以外の要因で先手必勝で先手が取れないケースもあるのでそちらも紹介します。

ケース1 ムー・フェンスを使っている

陣形のムー・フェンスは必ず味方が後攻する特性があり、先手必勝よりも陣形効果が優先されるため、先手を取る事はできません。ちなみにムー・フェンスは瞬速の矢、クイックタイムを使っても先手が取れません。この陣形だと何が何でも味方が後攻行動してしまうようですね。

ケース2 行動順固定の陣形で2番目以降の場所に配置する

龍陣、稲妻、ラピッドストリームは行動する順番が固定されるので行動順が2番目以降となる位置に配置されたキャラは順番が回って来るのも2番目以降になります。

ケース3 敵側が先制効果のある陣形を使用している

これに該当するパターンは武装商船団関連のイベントのみなので、限定的なケースとはなりますが、敵側がラピッドストリームの陣形を組んで先制行動を仕掛けてくる場合があります。この場合、先手必勝よりも敵側の先制効果が優先されるので、先手が取れません。

ちなみに、この場合は先手必勝ではなく、こちらもラピッドストリームで対抗すれば先手は取れます。

先手必勝の活用法

バトル開始時しか効果を発揮しないアビリティなのでどちらかと言えばボス戦よりはザコ戦で活躍できそうです。

逃走を繰り返して戦闘回数を稼ぐ

年代ジャンプで経過する年数は戦闘回数が影響します。バトルでの逃走を繰り返して戦闘回数を増やした場合であっても年代ジャンプ時の経過年数は多くなります。

先手必勝毎ターンBP回復の両方のアビリティを装備したキャラを用意しておけばその辺のザコモンスターとエンカウントして即逃走を繰り返して戦闘回数を稼ぐ事ができます。逃走時はBPを消費し、BP0になると逃走できなくなりますが毎ターンBP回復のおかげで、バトル開始時に少しだけBPが回復するのでわざわざBPを回復する手間もなく、無限に逃走を繰り返す事ができます。

とりあえず、手軽に年代ジャンプの年数を増やしたい場合に活用してみると良いかもしれません。

活人剣と組み合わせて勝利回数や技術点を稼ぐ

大剣技の活人剣は、発動したターンは敵の攻撃を確実に回避できるようになりターンの最後に全ての敵を逃走させられる、というザコ処理においては強力な技です。敵を逃走させた場合であってもちゃんと技術点は入りますし、勝利回数にカウントされます。

先手必勝の効果でターンの最初に活人剣を構えてしまえば、敵の攻撃が当たる事はないので、そのバトルは安全ですね。

ただし、敵編成に1体でもアンデッドがいると敵が逃走しないので、アンデッドが出現しないダンジョンを選んで、ザコ相手に先制活人剣を繰り返していくと良いかと思います。この方法であればたとえ高難易度であっても容易に勝利回数を稼げます。

まとめ

アビリティ先手必勝は必ず最初のターンで先手が取れるというものではなく、行動速度次第では先手を取られてしまう事があります。

大抵の場合は特に意識しなくても問題ないとは思いますが、このアビリティを使うならなるべく行動速度は2以上になるようにしておきましょう。

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