【ロマンシング サガ2 リベンジオブザセブン】複合系統の技は物理攻撃?術法攻撃?ちょっと複雑な事情を調べてみました。

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こんにちは、slashです。
今回はロマサガ2Rの複合系統技は物理攻撃なのか?術法攻撃なのか?
どういった扱いになるのか調べてみました。

ゲーム情報

ロマンシング サガ2 リベンジオブザセブン
https://www.jp.square-enix.com/rs2r/

© SQUARE ENIX

複合系統の技とは?

術系統の属性が複合している技の事です。

チャージ:槍+火系統
気弾:体術+天系統

など、火、水、風、地、天、冥の
いずれかの術系統が複合している技が該当します。

武器系統か術系統のどちらかの属性が
弱点を突いていれば弱点ダメージが入るので
非常に使いやすい特性といえます。

複合系統技を使った時に起こる不思議な挙動

インペリアルフォースやパワーレイズのように
物理攻撃や術法攻撃の威力をアップさせる陣形がありますが、

複合系統技を使って陣形によるダメージアップ効果の検証をしていたところ
同じ技を使っているのに
物理攻撃アップや術法攻撃アップの陣形効果が
適用されたりされなかったり
と、
不思議な挙動をする場合がある事に気づきました。

「もしかして、複合系統技は状況によって
物理攻撃扱いになったり、術法攻撃扱いになったりしているのではないか?」

と思ったので、今回の検証に至りました。

結論を先に言うと、技の属性と相手の弱点によって扱いが変わる

結論を先に述べておきますと、
複合系統技は技の属性と相手の弱点属性との関係によって
物理攻撃扱いになったり、
術法攻撃扱いになったりしているようです。

では、どういった条件で特性が変わるのか
以下で詳しく検証していきます。

検証

検証方法

この皇帝でファイナルストライクを放つ

・上の画像の皇帝を使い、ゴブリンソードの固有技「ファイナルストライク」(剣+火)で攻撃する。
・様々な敵に対して、フリーファイトインペリアルフォース(物理攻撃アップ)、パワーレイズ(術法攻撃アップ)の3つの陣形で「ファイナルストライク」を放ち、陣形によってダメージ量が増加するかどうか確認する。

「ファイナルストライク」を選んだ理由は剣と火系統の複合系統技であり、
なにより、ダメージに全くブレが無く検証をしやすいからです。
全く同じ条件で技を使えば、毎回全く同じダメージになります。

使うたびに武器が壊れるのは少々面倒ですが、
武器が壊れる前のセーブデータをロードし直せば何度でも検証できますし、
ダメージにブレがあると何回も攻撃を行って平均値を取る作業が必要になるので
ダメージが全くブレない特性はありがたいです。

インペリアルフォース、パワーレイズについては
威力アップ効果が最も高くなる位置に
皇帝を配置して技を放ちます。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 20241208pic1-1.jpg
インペリアルフォースの先頭(物理攻撃2段階アップ)
パワーレイズの最奥(術法攻撃2段階アップ)

ここから検証結果を書いていきます。

ケース1 武器系統、術系統の両方が弱点となる場合

ルドン高原にいるシグナルツリーは剣、火の両方が弱点となります。
シグナルツリーに各陣形でファイナルストライクを使った時のダメージを確認します。

フリーファイト
4542ダメージ

インペリアルフォース(物理攻撃アップ)
4996ダメージ

パワーレイズ(術法攻撃アップ)
4996ダメージ

インペリアルフォースとパワーレイズの
どちらの陣形でもダメージが10%増加しているので、
この場合のファイナルストライクは
「物理攻撃」、「術法攻撃」の両方の特性を持っていると思われます。

ケース2 武器系統が弱点となるが、術系統は弱点とならない場合

ルドン高原にいるストーマ―は
剣は弱点ですが、火系統は弱点でないので該当します。
各陣形でストーマ―にファイナルストライクを使った時のダメージ量を比較してみます。

フリーファイト
4542ダメージ

インペリアルフォース(物理攻撃アップ)
4996ダメージ

パワーレイズ(術法攻撃アップ)
4542ダメージ

インペリアルフォースではダメージが増加していますが、
パワーレイズではダメージが変化していません。
この場合のファイナルストライクは
「物理攻撃」扱いとなっているようですね。

ケース3 武器系統は弱点ではないが、術系統が弱点となる場合

ルドン高原にいるバルキリーは
剣は弱点ではありませんが、火系統が弱点なので該当します。
各陣形でバルキリーにファイナルストライクを使った時の
ダメージ量を比較してみます。

フリーファイト
4542ダメージ

インペリアルフォース(物理攻撃アップ)
4542ダメージ

パワーレイズ(術法攻撃アップ)
4996ダメージ

インペリアルフォースではダメージは変化せず、
パワーレイズでダメージが増加しています。
この場合のファイナルストライクは
「術法攻撃」扱いとなっているようですね。

検証結果のまとめ

ケース1 武器系統、術系統の両方が弱点となる場合
インペリアルフォース、パワーレイズのどちらの陣形でもダメージが増加しており、
この時のファイナルストライクは
「物理攻撃」、「術法攻撃」の両方の特性を持っていると思われる。

・ケース2 武器系統が弱点となるが、術系統は弱点とならない場合
インペリアルフォースではダメージが増加するが、
パワーレイズではダメージが変化していないので、
この時のファイナルストライクは「物理攻撃」扱いになっていると思われる。

・ケース3 武器系統は弱点ではないが、術系統が弱点となる場合
インペリアルフォースではダメージが変化しないが、
パワーレイズではダメージが増加しているので、
この時のファイナルストライクは「術法攻撃」扱いになっていると思われる。

以上の結果となりました。

複合系統技は同じ技でも
状況に応じて「物理攻撃」だったり「術法攻撃」だったりと
扱いが変わってしまい、
陣形の物理攻撃アップや術法攻撃アップの効果が
乗ったり乗らなかったりします。

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注意が必要と思われるパターン

複合系統技を使った時に、
特にケース3の「武器系統は弱点ではないが、術系統が弱点となる場合」
該当するパターンは知らないうちに
プレイヤーが不利益を被る可能性が高いように思われたので
その理由を述べていきます。

技を使っているのに物理攻撃アップの陣形効果が乗らない

先述の通り、
複合系統技で攻撃した相手がケース3に該当する場合は
物理攻撃アップの効果がある陣形を使っても効果が発揮されません。

普通に考えれば、物理攻撃アップの陣形効果は
武器(または体術)で攻撃した時の威力が増加する事を
期待するものと思います。

武器攻撃の威力を伸ばそうと思って
物理攻撃アップの陣形を使っていたのに
実は威力が伸びていませんでした!

なんて事にもなりかねないので注意が必要ですね。

物理攻撃アップの陣形効果は
インペリアルフォースの先頭で与ダメ10%アップの上昇効果ですが、
そもそも技のダメージ自体が10%以上ブレる事はよくあるので
物理攻撃アップの効果が乗っていなくても
意外と気づきにくいかもしれません。

物理防御ダウンのデバフしたのにダメージが増えない

かめごうら割りで「物理防御ダウン」のデバフを付与すると
物理攻撃で与えるダメージは大幅に増加しますが、
複合系統の技が術法攻撃扱いになっていると、
物理防御ダウンのデバフを使用しても技のダメージが増加しない
という現象が起こります。

実際に、技のダメージが増加しない現象を起こしてみました。

スノーウィルム相手に

アクスボンバー(斧+火)、チャージ(槍+火)で攻撃する

かめごうら割りで物理防御ダウンのデバフ

再度アクスボンバー(斧+火)、チャージ(槍+火)で攻撃する

という手順を行いました。
すると、ダメージ量は以下のようになりました。

物理防御ダウンデバフ前後のダメージ量

チャージ
8543ダメージ → 11311ダメージ

アクスボンバー
8514ダメージ → 8612ダメージ

チャージが3割程度のダメージ増加となったのに対し、
アクスボンバーはほとんどダメージが変わっていません。

スノーウィルムは大剣、槍、体術、火が弱点となりますが、
アクスボンバーを使った場合は
斧(武器系統)は弱点ではないが、火(複合している術系統)は弱点となるので
物理攻撃として扱われてないために
このような挙動になっているのではないか、と思います。

その他、ちょっとしたネタ

アビリティの「オールウィーク」をつけている場合や、
連携に参加して複合系統技を使った場合は
ケース3の「武器系統は弱点ではないが、術系統が弱点となる場合」に
該当する場合であっても、ちゃんと物理攻撃扱いになっています。

連携で攻撃するのであれば、
攻撃が物理攻撃扱いになっているかどうかなんて
気にする必要はなさそうですね。

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