こんにちは、slashです。
配当金や株主優待を目当てに
株を保有されている方も多い事と思います。
配当、株主優待の権利付き最終日の翌営業日は
「権利落ち」で株価が下がってしまう事が多いです。
これは投資信託の分配金についても
同じような事がいえますね。
配当金や株主優待を出した分だけ
株価が下落するのは仕方ないですが、
よく調べずに株を買ってしまうと
不要な損失を被る事があります。
調べ方の不足が招いた損失
株を買うときには、
その銘柄の情報を色々と調べるかと思います。
・業績は良くなりそうか?
・財務状況は健全か?
・PER、PBRはどの程度か?
・チャートの形状はどうか?
・割安か、割高か?
・信用買い残、売り残はどうなっているか?
等々・・・
人により見る箇所や重視する情報は
異なるとは思いますが、
色々と情報を調べるでしょう。
私は、以前に株を買った際に
「ある情報」を調べ忘れていたために
不要な損失を被った事があります。
ある情報とは「株主優待」の事です。
ここから不要な損失が出た要因を書いていきます。
不要な損失を出す要因
株主優待のもらえる条件は複雑
これは銘柄によって状況は様々ですが、
株主優待のもらえる条件が
やや複雑になっているものがあります。
例えば、
「保有する株数が500株以上」や
「保有期間が1年以上」などの
条件がついている場合があります。
銘柄によっては保有株数と保有期間の
両方が条件となっている場合もあります。
条件を満たさずに権利付け最終日を持ち越したら?
先に書いた「不要な損失」を出した要因が
まさにコレです!
「その銘柄を買ったが株主優待をもらえる条件を満たしていない」
という状態で権利付き最終日を
持ち越したのです。
すると、優待は受け取れませんが
優待を出した分だけ株価は下がりますので
権利落ちによる損失を被った上に
何ももらえない
という結果になってしまいました(汗
ちゃんと事前に調べておけば
権利付け最終日までに売るとか、
そもそも買わないといった
対策は取れたはずなのに・・・
まぁ結構初歩的なミスではありますね(笑)
具体的を見てみる
優待をもらえる条件に
「保有株数が○○株以上」や
「保有期間が○○以上」の
条件がついている銘柄を
いくつか具体例を挙げておきます。
詳しい条件は株式情報サイトや
各企業のHPなどで確認をお願い致します。
日本水産(1332)
権利確定日:3月末
500株以上:自社商品詰め合わせ(3000円相当)
1000株以上:自社商品詰め合わせ(5000円相当)
参照サイト:
http://www.nissui.co.jp/ir/share_information/shareholders_benefit.html
有名な会社ですね。
単元価格も安い方なので
少ない資金で投資をしている私にも買いやすく
ウォッチしています。
Klab(3656)
権利確定日:12月末 オリジナルクオカード(500円)
500株以上:
保有期間6ヶ月以上:2枚
保有期間1年以上:3枚
保有期間2年以上:4枚
1000株以上:
保有期間6ヶ月以上:3枚
保有期間1年以上:4枚
保有期間2年以上:5枚
参照サイト:
https://www.klab.com/jp/ir/benefits/
こちらは保有株数と保有期間の
両方の条件があります。
ベリテ(9904)
優待の権利確定日が3月と9月の年2回あり、
それぞれ内容が異なります。
3月末 株主ご優待商品券(5000円相当)
1000株以上:1枚
3000株以上:2枚
5000株以上:3枚
10000株以上:5枚
9月末 株主ご優待割引カード
1000株以上:1枚
参照サイト:
https://www.verite.jp/aboutus/irinfo/stock/incentive.html
ちなみに、私が先程書いた「不要な損失」を
やらかしたのはこの銘柄です。
この銘柄の保有株数が1000株未満の状態で
権利付け最終日を跨いだため、
権利落ちに巻き込まれた上に
優待ももらえないという散々な目に遭いました(笑)
優待の情報を見落としていたのは痛い失敗でした。
正直言ってこれは凡ミスの類ですが、
この記事を読んだ皆さんは
私と同じ失敗をしないでくださいね(汗
まとめ
優待の条件などは
ちゃんと調べてから買わないと
痛い目にあうかもしれないよ!
というごく当たり前のお話でした!
優待目当てで株が買っている方は
もちろんちゃんと調べていると思いますが、
そうでない方にとっても
株主優待は無視できない要因です。
私も、また同じミスを
繰り返さないようにちゃんと
調べないといけませんね。
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