なぜロスカットができるのか?投資手法が通じるのは色んな人がいるおかげ

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こんにちは、slashです。
世の中色んな考えの人がいますよね?

株式投資でも人により売買の判断は様々で、
全く同じ場面でも
ある人は「買い」と判断したり
ある人は「売り」と判断したりします。

今回は、
色んな人がいるという事は
とても大事なことだ

というような内容で書いていきます。

あなたの投資手法が通じるのは色んな人がいるおかげ

投資の手法について調べると
「順張りすべきだ!」
「逆張りをすべきだ!」
「長期保有が良い!」
「短期でやるべきだ!」

など、様々な意見があります。
色々ありすぎてどれが正しいのか・・・
迷ってしまいますね。

やり方は色々ですが、
みんながみんな同じ方法で投資をやりだすと
その投資手法は通じなくなるかもしれません。

考えの異なる人がいるからロスカットできる

私は個別株では
25日移動平均線を基準に売買する
トレンドフォロー戦略を取っています。

大まかに言うと
株価が25日線を超えたら買い、
下回ったら売る、

というシンプルなやり方です。

ここでちょっと考えてみたいのですが、
なぜこのやり方が成立するのでしょうか?

株を買いたくなったら
買い注文を出せば
株を買うことができます。
これはその価格で
売ってくれる人がいるからこそ
売買が成立するのです。

私が
「ここは買いだ!」と判断したタイミングで
「ここは売りだ!」と逆の考えを持つ人がいるのです。
私とは逆の考え方をする人が
いてくれるおかげで
私は株を買うことができます。

もちろん私が株を売る時も同様です。
例えば、買った株が下がってしまったので
ロスカット(損切り)するとします。

これも、
私がロスカットする価格で
買ってくれる人がいるから
ロスカットが成立することになります。

もしみんなが同じ方法でやりだしたら?

もし仮にですが、
市場参加者のほとんどが
25日移動平均線を基準に売買する
トレンドフォロー戦略を
やりだしたらどうなるでしょうか?

ちょっと想像してみました。

株価が25日線を超えたら
そこが買いタイミングなので
皆一斉に買い注文を入れることになります。
すると、株価が25日線を超えた瞬間に
大暴騰を起こしてしまいます。

売りの場合も同様に
株価が25日線を下回ったら
そこが売りタイミングなので
株価が25日移動平均線を下回った瞬間に
売りが殺到して大暴落が起きてしまいます。

もしもこんな状況になったら
25日移動平均線を基準として
トレンドフォローなんかできませんね。

もちろん、
市場参加者がみんな全く同じ
手法をやりだすなんてことは
現実的にはないでしょうが、
想像してみるのは面白いですね。

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短期投資家へのイメージ

短期でのトレードを行う人に対して
あまり良いイメージを持たない方も
おられるかと思います。

私も最近までは、
短期投資家=マネーゲームやってるだけの人
というイメージがあり、
あまり良く思ってはいませんでした。

しかし、考え方を変えれば
短期投資家たちが頻繁に
売買をしてくれるおかげで流動性は高まり、
買いたい時に売ってくれる人がいる。
売りたい時に買ってくれる人がいる。

そんな状況ができあがり
売買がしやすい環境ができているので
感謝すべきところはあるのだな、
と思っています。

流動性の低い銘柄を買ってみるとありがたみがわかるかも?

以前の記事で
タカチホ(証券コード:8225)について
ちょっと触れましたが、
試しに私自身でも1単元だけ買ってみました。

この銘柄は商いが薄く
狙った価格での売買が難しいです。

株価1520円辺りのところで買ったのですが、
買うのに結構苦労しました(汗

板情報を見ると、
値が飛び飛びになっているので
成り行き買い注文を出してしまうと
かなり高い価格で約定してしまいます。

そのため指値買い注文で
指定した価格まで下がったところで
買うことにしたのですが・・・

売買があまり行われないのもあって
なかなか下がってこない(笑)

ひどい時には
1日通して1回も売買が
されないことさえありました。

何日も粘った末に
どうにか買う事ができました。

買って正解だったか?
と言われるとわからないのですが、
適度に流動性があるのは
大切だと実感しました。

まとめ:ちがう考えの人がいるから成り立つ

株式投資に限った話ではありませんが、
世の中には色んな考えの人がいて
そのおかげで成り立っている事も
あるんだなぁと思いました。

世の中
どうしても考えが合わない人、
どうしても好きになれない人、
嫌な人も沢山いるのですが、
みんな何かの役に立っているのかもしれませんね。

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