こんにちは、slashです。
私は長期的な資産運用をするなら
低コストなインデックスファンドを
利用するのが良いと考えていますが、
必ずしもそれが正しいやり方とは
断言できるわけではありません。
今回は自分の意見とはちょっと違う見解が
書かれた本を読んで
資産運用・投資戦略の見直しをしてみました。
運用コストが安いものを選べば良いってものでもない?
こちらの書籍では、
アクティブファンドへの投資について書かれています。
コストよりも運用体制が重要で
「良い戦略」の投資信託に
長期的に投資する事が大切なのだそうです。
確かに、アクティブファンドは
運用コストが高い傾向はありますが、
市場平均よりもはるかに優れた
リターンをもたらす可能性はあります。
良い投資信託を選んで投資できるなら
良い方法といえるでしょう。
その一方で、
「コストが安いから」という理由だけで
ファンドを選んで投資する事には
否定的な意見でした。
確かに安い方が良いけど、資産運用の目的は
コストを抑える事ではないだろう
というわけです。
私はアクティブ投資をやめましたが、
これは私とは違った意見ですね。
しかし、自分の運用を見直す
いいきっかけにはなったと思います。
正直、値段の割に内容は
ちょっと薄いような気はしなくもないですが、
自分の意見とは異なる意見を見られたので
その点では読む価値はあったと思います。
全く同意見の本は意味がない?
私は、長期的に投資をするなら
インデックスファンドの
積立が良いと思っていますが、
だからこそ、
それに対して否定的な意見を見かけると
ちょっと気になってしまいます。
自分の意見を一部否定
されているわけですから
違和感を感じられるのですが、
だからこそ読む意味はあったと思います。
「本当に今の戦略を続けていいのか?」
「コストさえ安ければ本当にそれでいいのか?」
などと考えるキッカケにはなりました。
例えば、
「インデックス投資が絶対良い!」
という意見を持つ人が
インデックス投信を推奨するような
内容の本を読んだなら、
読む人の意見と、
本に書かれている意見が一致するので
読む側としては心地よいと思いますが、
得られるものは少ないでしょう。
(多少の知識は得られるかもしれませんが)
結局、自身と同意見の内容が書かれた本とは
既に知っている事ばかりが書かれた本なので、
それを読んだところで
新たに得られる知識は少ないというわけです。
これからどのように運用を続けていくのか?
結論から言ってしまいますと、
インデックスファンドの積み立てを
これからも続けていこうと思っています。
結局、やることは変わらないのね
「良い戦略」だと知れ渡ってからでは遅い
ある投資信託を選ぶにあたって
それが良い戦略を実行してくれるのか
見分けるのは難しいです。
しかし、良い戦略を取っている事が
ハッキリとわかり
投資家の間で話題になるような段階では
もう既に高値です。
つまりはそのファンドが良い、
と言う事が広く知れ渡る前に投資しないと
利益を得るのは難しいと思われますが・・・
それができたら
苦労はしないよ・・・
って話ですよね(汗
良い成績を残したからといって、これからも良いかはわからない
ある時期に市場平均よりも
非常に優れた結果を出したからといって
同じファンドがこれからも
優れた結果を出し続けるかどうかはわかりません。
このファンド
最近話題になってて凄い!!
よし、買ってみようか!
という具合に
話題のファンドを買ってみたものの
その後の成績が振るわず
基準価額がドンドン下がっていく
ような事態になったとしたら、
見事な高値掴みになってしまいますよね。
つまり、アクティブ投資は
今話題になっているモノではなく
これから話題になるモノを選べるかが
重要になってくると思うので
これが難しいところですね。
一喜一憂するとせっかくの低コストも無駄に?
結局はインデックス投信の
積み立てを継続する事にしました。
少ないコストで運用ができるという
メリットはあるのですが、
短期的な値動きに一喜一憂して
売買をしてしまうと、
せっかくのメリットを
打ち消して余りあるほどの
損失が出る可能性が高いので、
この点は注意が必要かと思います。
アクティブが良いか?
インデックスが良いか?
これについては私は
明確な結論は出せませんが、
どちらに投資するにしても
目先の動きにいちいち
慌てふためいているようでは
上手くいかないんだろうなぁ
と思った次第であります。
コメント