こんにちは、slashです。
私は以前、
アクティブファンド投資をしていましたが
今は全て売り払い、
投資信託は全てインデックスファンドのみ買っています。
今回はその理由について書いていきます。
インデックスとアクティブの違い
それぞれの違いについて
簡単に説明しておきます。
インデックスファンド
指数に連動するように設計されたファンドです。
例えば、
日経平均株価に連動するインデックスファンドは
日経平均株価の変化とほぼ同じ割合で
基準価額が上下します。
アクティブファンド
市場平均を上回る成績を目指して
運用されるファンドです。
実際に市場平均を上回る
大きなリターンをもたらす事もありますが
逆に市場平均に負けてしまう事もあります。
以前は「ひふみプラス」を買ってました
アクティブファンドの中で
有名なものといえば「ひふみプラス」が
挙げられます。
私も以前は「ひふみプラス」を
ある程度買っていましたが
今は全て売却しています。
当時は
「なんとなく人気だから」
という程度の理由で買ったものですが
色々考えた結果、
アクティブファンド投資は
長期的には割に合わない
のではないかと判断しました。
アクティブファンドをやめた3つの理由
1:手数料の高さ
アクティブファンドは
運用に携わるファンドマネージャー達が
銘柄の分析をしたりするため、
どうしても手間暇がかかり
コストもそれなりにかかってしまいます。
そのため信託報酬は
インデックスファンドに比べて高くなります。
信託報酬はファンドを保有している間は
かかり続けるコストであるため、
長期になるほど信託報酬の
影響は無視できなくなってきます。
コストの高さは
ファンドに投資する者からしてみれば
不利になる要因なので、
この点ではアクティブの方が不利と
いう事になりますね。
この理由で
アクティブを敬遠している方は
私以外にも沢山いるのではないかと思います。
2:案外、市場平均に勝てない
高いコストがかかっていても
そのコストに見合うパフォーマンスを
出して頂ければ文句はありません。
日本株のアクティブファンドであれば
TOPIXには勝ってもらいたいものです。
しかし、実際には
プロが手間暇かけて運用した結果
市場平均とあまり差がなかったり
負けてしまうファンドは案外多いです。
また、過去に素晴らしい成績を出した
ファンドがこれからも
良い結果を出し続けるかどうかもわかりません。
『ウォール街のランダム・ウォーカー』や
『敗者のゲーム』などの書籍を読むと
多くのアクティブファンドが
市場平均に負けている事がよくわかります。
こうした事情を考慮すると、
高いコストを払ったからといって
勝ちやすくなったり、
有利になったりするものでも
ないのでしょうね。
実際に証券会社などのサイトで
投資信託のリターンを調べてみると
市場平均に負けているアクティブファンドは
多数ある事がわかります。
ちなみに
「アクティブの方が成績が良い」
という意見もあると思いますが、
これはデータの取り方によって
結果が大きく変わるかと思います。
ある特定の期間のデータだけ見て
一概に「アクティブが良い」とか
「インデックスが良い」などと
断定する事はできません。
時期によっては
「アクティブの方が成績が良い」が
正しい可能性もありますが・・・
アクティブファンドに投資すると
市場平均を大幅に超えられる
可能性もある一方、
大きく負ける可能性も出てきます。
リターンのブレという意味での
「リスク」は大きくなりやすいので
このリスクが許容できるなら
アクティブファンド投資もアリでしょう。
私はその辺り考えた結果
アクティブをやめたわけですが。
3:事前に良いファンドを見分ける労力
アクティブファンドの中には
高コストに見合うパフォーマンスを
叩き出しているファンドも確かに存在します。
アクティブファンドを分析して
良いファンドを探すのも
一つの方法ではありますが、
そこに労力を割くくらいなら
個別株の分析をやった方が
よほどやり甲斐があって
面白いんじゃないかと思います。
これは損得というよりは
私個人の好みの問題なので
合理性に欠ける理由ではあるでしょうね。
どっちがやり甲斐があるか
なんてのは個人差も大いに
あるでしょうし。
未来の事はわからないが
以上3つの理由により、
アクティブファンド投資をやめました。
最後の1つが個人的な好みの問題なので
ちょっと恐縮ですが・・・
今はインデックスファンドの積み立てと
個別株投資をやっています。
もちろん未来はどうなるかわからないので
これが正解かどうかは
現時点ではわかりません。
売った「ひふみプラス」が
この後ぎゅい~んって伸びちゃう
かもしれないしね。
本当にそうなったら
それはそれで悔しい思いをしそうですね(笑)
今の私にできる事は
できる範囲でリスクを取って
将来的により良い結果を
もたらしてくれるであろうと
思われるところに投資する事だけです。
インデックスファンドが万能というわけではない
楽天証券で投資信託の買い付けランキングを見ると
上位には低コストなインデックスファンドが
いくつか並んできています。
インデックスファンドのメリットについては
結構知れ渡っているという事でしょうか。
コストの低さの分だけ
インデックス投資の方が優位であるとは思いますが
必ずしもインデックス投資が利益を
もたらすとは限らないので
過信はしないように気をつけたいと思います。
連動する対象の指数が暴落すれば
当然ながらインデックスファンドも
一緒に暴落して損失被りますからね(汗
まとめ
アクティブファンドの投資を
やめた理由について書きました。
だからと言ってアクティブを
完全否定したいわけではありません。
インデックスファンドは
どうあがいても連動対象の
インデックス並みの成績しか出せませんが、
アクティブファンドは
それを大幅に上回ってくれる
可能性もあるので
それなりに夢はあると思います。
結局はそれぞれが
自己責任でお好きなものに
投資すれば良いのではないかと思います。
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