「リスク」の意味は2種類!投資のリスクとは?

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こんにちは、slashです。
今回は「リスク」の意味についてのお話です。
投資に関して言えば「リスク」には
2種類の意味があります。

参考書籍

投資賢者の心理学 行動経済学が明かす「あなたが勝てないワケ」
2015年 著者:大江英樹 発行所:日本経済新聞出版社

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普段使う「リスク」の意味

私たち普段の生活で「リスク」と
いう言葉を使う時、
「危険」とかそういった意味合いでの
使い方が多いかと思います。

つまり、

すたーちゃん
すたーちゃん

○○はリスクがあるよ

というのは

すたーちゃん
すたーちゃん

○○は危ない危険性がある

という事です。
ところが投資の世界では
もう一つの意味があります。

投資における「リスク」とは?

必ずしも「リスクが高い」=「危険」ではない

投資の世界では、
「不確実性」の意味合いで
「リスク」という言葉を使う事があります。

こちらの意味であれば

リスクの高さ=得られるリターンのブレ

という事になります。

「ブレの大きさ」という意味での「リスク」と
「危険性」という意味での「リスク」
投資では両方の意味での「リスク」が
混在して使われています。

「リスク」という言葉が出てきたら
どちらの意味か考えた方が良さそうですね。

リスクが高いけどリスクが低い商品

すたーちゃん
すたーちゃん

リスクが高いけどリスクが低い?
は?何言ってんの?

って感じですよね?
ちょっとした言葉遊びみたいに
なってしまいますが、
リスクに2種類の意味があるなら

「リスク(ブレの大きさ)が高いけどリスク(損する危険性)が低い商品」

あるいは

「リスク(損する危険性)が高いけどリスク(ブレの大きさ)が低い商品」

という言い方もできてしまいますね。

あなたはどちらに投資したい?

ここで金融商品Aと、 金融商品Bを想定します。

商品AとB

商品A:ブレは大きいが長期的には上昇

商品Aは価格が大きく変動していますが
時間が経つにつれ上昇する傾向が見られます。
価格のブレという意味ではハイリスクですが、
長期に保有していれば上がっていくので
損する危険性という意味では
必ずしもリスクが高いとは言えません。

商品B:ブレは少ないが長期的に下落

一方、商品Bは価格は激しく変動しませんが
時間が経つにつれ、ズルズルと下がっています。
価格のブレという意味では低リスクですが、
長期に保有していれば下がっていくので
損する危険性という意味ではリスクがあるわけです。

長期投資はリスクを低減できるのか?

長期投資について調べてみると

長期ならリスクを低減できる!

という意見もあれば

長期になるほどリスクは高まる!

という意見もあります。

すたーちゃん
すたーちゃん

どっちが正しいの!?

って言いたくなりますよね?
これはリスクの意味合いによって変わってきます。

「リスク=収益のブレ」の時

「リスク=収益のブレ」と定義した場合、「長期投資がリスクを低減する」というのはある程度正しいと言えます。

投資賢者の心理学 行動経済学が明かす「あなたが勝てないワケ」
2015年 著者:大江英樹 発行所:日本経済新聞出版社

価格が激しく変動する商品であっても
期間を長く取れば平均値に近づいていくので
リスクの低減になるという事です。

「リスク=損する」の時

「リスク=損する」と定義した場合は、「長期投資がリスクを低減する」というのは明らかに間違いです。長期投資ではむしろ損をする可能性が高まります。

投資賢者の心理学 行動経済学が明かす「あなたが勝てないワケ」
2015年 著者:大江英樹 発行所:日本経済新聞出版社

投資の期間が長期になるほど、
リーマンショックのような暴落が起こったり
投資先が破綻するなど
大きく損をする場面に遭遇する可能性は高まります。

つまり長期投資がリスク低減になるかどうか、
それはリスクの意味合いにより
結論が変わってしまうのです。

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実際の投資信託のリスクを見てみる

ヤフーファイナンスやモーニングスターなど
投資情報サイトでは
投資信託の情報を見ることができます。
投資信託ごとに「リスク」に関する
指標なども掲載されているので
一度見てみるといいかもしれません。

リスクの大きさについて

投資信託のリスクを表す指標として
「リスクメジャー」というものがあります。

リスクメジャー
ヤフーファイナンスの投資信託検索画面

こちらはヤフーファイナンスの
詳細検索画面ですが、
リスクメジャーは
1~5の5段階で評価されています。

ここでのリスクは「ブレの大きさ」の意味なので
数字が大きいほど
その投資信託は基準価額の変動が
大きい事になります。

リスクの低いものに投資すれば安全か?

すたーちゃん
すたーちゃん

リスクメジャーが1の
ファンドに投資すれば安全なの?

そうとは言い切れません。
リスクメジャーが低いという事は
ブレが小さいという意味であり、
将来的に値下がりする危険性が低い
というわけではありません。

先程上で書いた金融商品Bのようなファンド。

リスクメジャーが1であっても
長期的に下がっていくようなファンドは
安全とは言い難いですし
投資したくないですよね?

長期的に上昇するものならブレが大きくても大丈夫か?

すたーちゃん
すたーちゃん

じゃあ長期的に成長が見込めるファンドなら
リスクメジャーが高くても問題ないの?

理屈の上ではそうなんですが、
この場合は投資するあなたが
値動きの大きさに耐えられるかどうか

が問題になってきます。

株式を取り扱うファンドなんかは
リスクメジャーが4以上のものが多いですが、
金融危機などが起これば
高値から比べて半値以下まで
下がってしまう事も十分に考えられます。

損失に耐えられず底値で投げ売り
なんて事になっては目も当てられませんね。

どこまで損失に耐えられるかは
人それぞれ違うので
リスクメジャーが高くても問題ないかどうかは
一概には言えません。

まとめ

投資では、「リスク」という言葉に
2種類の意味があるというお話でした。

リスクの2つ意味

1.危険、悪い事が起こる可能性
2.得られるリターンのブレの大きさ

リスクという言葉が出た時に
どっちの意味で使われているか
注意していきたいところですね。

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