こんにちは、slashです。
株式投資をされている皆さんは
どんなふうに買う銘柄を選んでいますか?
これから伸びそうな株、
割安と思われる株、
下落して安くなった株、
直近高値を超えて上昇に勢いがつきそうな株、
選び方の基準は色々ありますが、
私の場合は「失敗しても痛くなさそう」な
ものを選んで買っています。
もう少し言い方を変えると
株を買う時は、
「損切りするシナリオになったらどの程度の損失が見込まれるか?」
を考えています。
銘柄選定
監視する銘柄をリストアップ
東証に上場している企業は
何千種類とあるので、
これを全て監視するのは流石に大変です。
まずはウォッチする銘柄をリストアップしておきます。
銘柄は主に四季報を参考にして
業績や財務状態などをもとに
良さそうな銘柄を監視リストに加えていきます。
リストに加えた銘柄は
基本的にほぼ毎日、株価の推移を確認しておきます。
現状、数十銘柄程度がリストにあります。
私は資金がそれほど多くないので
分散投資しようとすると、
どうしても単価の高い銘柄は
候補から外さなければならなくなります。
例えば、
トヨタの株は
私の投資資金でも買う事はできますが、
買ってしまうとポートフォリオのほとんどが
トヨタ1銘柄だけで占められてしまいます。
いくら大企業の株とは言え
1つの銘柄だけで投資をするのは
リスク管理上問題があると思いますので、
個別株のリスクを軽減するには
もっと単価の安い銘柄を
複数合わせる必要性が出てきます。
監視銘柄は基本的に株価1000円未満のもの
上記のような事情もあり、
監視銘柄は単価の安いもの
それも株価1000円未満の銘柄が中心となります。
私は楽天証券のいちにち定額コースで
売買をしているため、
1日の約定代金合計が10万円までなら
手数料はかかりません。
株価1000円未満であれば
1単元(100株)を10万円未満で
取引できるので、
株価1000円未満の銘柄が中心となっています。
この料金プランでは、
株価1000円を超える銘柄を扱うと
どうしても手数料がかかるからね
売買の回数も
なるべく少なく済ませるように
気をつけているので、
手数料も0で済ませられる事が多いです。
負けたらどうなるかを先に考える
さて、
次は監視銘柄の中から買うものを
選んでいきます。
まず考えるのは「上がりそうかどうか」ではない
どうせ株を買うなら
上がりそうなものを買いたい!
確かに、これから上がるモノを
買いたいとは思っていますが、
「上がりそう」などという予想は
そう当たるものでもありません。
そんなことよりは、
「負けたらどうなる?」を
まず考えてみます。
私は個別株については
トレンドフォロー戦略が中心で
25日移動平均線を基準にする事が多いです。
株価が移動平均線を超えている
銘柄が買う対象となりますが、
対象の銘柄はなんでもかんでも
買うわけではありません。
負けたらどの程度の損失が見込まれるか?
ある銘柄を買ったとして
その株価が下がって損切りする
シナリオとなった場合にいくら損するか?
私は、まずこれを考えます。
私の場合は、
下値のメドとなりそうな節目が
すぐ下にあるかどうかを確認します。
例えば、
株価520円の銘柄Aがあるとします。
株価がキリの良い数値となるところは
節目になりそうだと考え、
500円を下値のメドとします。
「500円が下値のメド」という考えが
当たるか外れるかはわかりませんが、
ここを下回るようなら損切りとします。
すると、520円で買って
その後下がってしまったとしたら
500円を下回った辺りで
売却する事になりますので、
そうなった場合の
想定される損失額は20円前後となります。
ただし日本株の場合は、
1単元が100株になる事が多いので、
基本的に100株単位の売買となります。
上記の損失額は買った株数を
乗じて計算する事になります。
銘柄Aを価格520円で10単元(1000株)
買ったとしたら、
500円を下回った辺りで損切りした場合は
想定される損失額は
20円×1000株=20000円程度となります。
この20000円の損失が
許容できるかできないかは
人それぞれかと思いますが・・・
1回の失敗で2万円
ロストするのは痛いな
と思うのであれば
買う単元数を減らすとか、
そもそも買わないといった
選択を取れば良いでしょう。
想定される損失を計算したら、
あとは自身が許容できる範囲で
買っていく事になります。
まとめ
私は、株を買う前に
「失敗したらどうなるかな~」
という事を考えています。
「勝つ!」「儲ける!」よりは
「大負けしない!」「退場させられない!」に
重点を置いているので、
考え方が中々ネガティブですが、
そういう性格なので
私としては馴染みやすい感じがします。
株式投資のやり方は
色々とあるので、
こんなやり方もあるんだな~
という程度に思って頂ければと思います。
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