貯金、節約は悪かもしれない？お金の考え方

こんにちは、slashです。
今回はタイトルが「貯金、節約は悪かもしれない？」
となっており、
一部の人は反感を覚えるかもしれませんが、
今回は「貯金、節約は良い事なのか？」
という事を書いていきます。

コツコツ貯金、節約しよう！

コツコツと貯金しなさい
無駄遣いせず節約しなさい

このように教えられて
育った方は多いかと思います。
（私もそうですが）

私はオールアバウトやLIMOなどの
マネーに関する記事をよく読むのですが、

「老後の資金を貯蓄するには？」
「○○万円貯金するには？」
「こうすれば節約ができる！」

といった
「お金を貯める」ことや「節約する」ことを扱う記事が
結構沢山あります。
それだけ需要が多いという事でしょうね。

All About
https://allabout.co.jp

LIMO
https://limo.media

中には貯金、節約に対して
否定的な記事もあるにはあるのですが
数は少ないように思われます。

貯金節約は善の認識

某ニュースサイトにて、
ある記事のコメント欄で
「貯金節約しないで困ったことになるのは自業自得だ！」
「一生懸命コツコツ貯金した人がばかを見るのはおかしい！」
というような書き込みを見かけたのですが、
これを見ていて思ったのが

コツコツと貯金・節約が「善」
貯金をしなかったり、無駄遣いするのが「悪」

という認識を持っている人が
多いのではないかという事です。

確かに、いざという時に
貯金がないと困りますし
老後も不安になります。

節約にしても、
「ミニマリスト」というものが
以前に話題になっていたと思いますが、
無駄なモノを買わない
お金をかけない
そうすれば支出は減りますので
お金を貯める上では有効なことですね。

善と悪

何が善で、何が悪か？
善悪の判断は状況により
変わってくるものです。

貯金・節約が「善」
貯金しない、無駄遣いが「悪」

果たしてこの考え方は
本当に正しいのか？
ちょっと考えてみたいと思います。

貯金・節約も悪になり得る

コツコツ貯めることの何が悪いのか？
と思われるかもしれませんが、
「お金を貯める」という事は
そのお金は消費されず
流れがそこでストップしている事になります。

みんながみんな貯蓄して
節約する方向に進んでしまうと
消費は冷え込み、
景気も悪化すると考えられます。

景気は悪いよりも
良い方がみんな嬉しいかと思います。
景気を良くするのが善だとするなら

過度な貯金・節約は景気悪化に
加担する行為となり
「悪」と考えることもできますし、
お金をドンドン消費する行為を
「善」と考えることもできます。

見方を変えれば
善悪が逆転してしまいますね。

貯蓄がない（少ない）人も結構いる

日本では貯蓄が大事だという
風潮が強いとは思いますが、
SMBCコンシューマーファイナンスの
「30代・40代の金銭感覚についての意識調査2019」
によりますと、
30代・40代の2割以上は貯蓄ゼロ！
だそうです。

と見ることもできますが、

という見方もできなくはないです。
（そうは言っても、個人的に貯蓄ゼロは流石にまずいとは思いますが・・・）

程よくお金を使おう

貯めるにしろ、貯めないにしろ
どちらかに極端に振れるのは
良くないと思います。

ただただ貯めるばかりで
使わないでいると、
色々とストレスも貯まるでしょうし
人生それで楽しいか？
という疑問も湧いてきます。

逆にあればあるだけ
すぐに使い切って貯金ゼロ！
というのも
急にまとまったお金が必要になった時に
困ってしまいます。

私の場合ですと
ちょっとお金を使わなさすぎかな？
と感じているので、
もうちょっと消費した方が
いいのかもしれません。

消費すると言っても
パァーっと無駄遣いするのではなく
書籍など役に立ちそうなものに
充てたいと思っています。

逆に・・・
お金使いすぎかな？
と感じる人は
貯金・節約を頑張る方向で
努力していけば良いのでは
ないでしょうか？

まぁ要するに、
ほどほどにお金使っていきましょう！
って話ですね。

まとめ

貯金・節約は良いことと
考えている人は多いと思いますが
善悪は見方次第で変わるものなので
良いとも悪いとも
決めつけることはできません。

お金は
過剰に貯めすぎず
過剰に使いすぎず

ほどほどに使っていきながら
人生を豊かにしていきたい
ものですね。