こんにちは。slashです。
私は趣味で創作活動をやっています。
しかし、
何か作品を作り始めたものの・・・
途中で飽きた
アイデアが思い浮かばない
いい作品ができそうもない
何らかの創作活動をやっていると
こんな状態に陥る事があると思います。
イラストでも文章でもゲームでも何でも
創作を始めるからには
ちゃんと完成させたいですよね?
今回は作品をちゃんと完成させるための
考え方について書いていきます。
創作活動の断念(失敗)について
よくある失敗のパターン
先ほど書いた事ですが
途中で飽きた
アイデアが思い浮かばない
いい作品ができそうもない
このような状態になると
創作が辛くなってきますし
最悪の場合、せっかく途中まで作った作品の
製作を諦めてしまうという事にもつながります。
私自身も何年も前から
RPGツクールなどでゲームを作ったりしていますが
何か月も作業した挙句に
「これはあまり良い作品になりそうもない・・・」
「面倒くさくなってきた」
と思い、製作を中止する。
そんな事が何度かありました。
ハッキリ言って壮大な時間のムダですよね?
何か月分もの作業が全て水泡に帰したわけですから。
でも、失敗する過程で何か学ぶ事が
あるかもしれないから
必ずしもムダとは言い切れないけどね!
失敗の要因を2つ
創作活動を断念してしまう要因は
様々だと思いますが、
私個人が特に特に気を付けたいと
感じた要因を2つ紹介します。
要因1:身の丈以上の作品を手掛けている
作品といってもその規模は色々あります。
実力が無くても容易に作れる作品もあれば
完成させるのに多大な労力と時間を要する作品もあります。
イラストの作品で例えてみると
イラストAとイラストB
どちらが完成までにより多くの労力と時間を要するか。
イラストBの方が大変そうだなって
なんとなくわかりますよね?
つまり作品によって、
簡単に完成させるまでの労力と時間は異なるわけです。
十分にイラストの実力を備えた方であれば
綺麗なイラスト作品を完成させる事ができますが、
全くのイラスト未経験者が
いきなり超美麗なイラストを描こうとチャレンジしても
高確率で断念すると思いますし、
仮に完成まで持ち込めたとしても
相当に残念な出来になるのがオチでしょう。
このイラストBも
大して上手くないよね?
画像はあくまでもイメージです(笑)
イラストAよりもイラストBの方が
手間かかってそうだな~
という事がなんとなく伝わっていればいいです・・・
もちろん、高い目標にチャレンジする事自体は
良い事だと思うのですが
自身の実力とかけ離れた目標を設定するのは
効率の面から言っても
あまりよろしくないように思います。
これはドラクエみたいなゲームで
例えてみるとわかりやすいかもしれません。
強いモンスターを倒せば
多くの経験値を得られ
レベルアップすることができますが、
いっぱい経験値が欲しいからといって
レベル1の勇者がいきなり
魔王の城付近に出るモンスターを相手にしたところで
ワンパンで教会送りにされるのがオチでしょう。
これでは経験値どころではありませんね。
やはり、レベル1の勇者は
まずはスライムを倒して
少しづつ強くなっていくのが
良いと思いますよ。
要因2:完成までの工程が見えていない
どんな作品でも、完成までには
何らかの手順を踏んでいくはずです。
イラストであれば
私の場合は
どんなイラストを描くか構成を考える
下書きで全体像を掴む
線画を描く
色を塗る
ざっくりとこんな感じの工程を経て
イラストを描きます。
工程がわかっていれば
完成までにどの程度の労力と時間を要するか
ある程度把握はできます。
一方、この工程が見えていないと
完成まで何をあとどれだけ頑張ればいいの?
全くわからない、
終わりが見えてこない
という状況に陥りやすく
かなりの不安を抱えながらの作業になりやすいです。
私に言わせてもらうと
終わりが見えない
という不安を抱えながらの
創作活動は中々辛いですよ?
失敗を避けるためのコツ
以上のことを踏まえて
作品をちゃんと完成させるための
コツを書いていきます。
規模の小さい作品に挑戦する
個人的にはこれが最も効果的だと思います。
まずは身の丈に合った作品に挑戦しようってわけです。
規模の小さい作品とは
ざっくりと言ってしまえば
あまり労力や時間をかけずに
完成させられるような作品の事です。
イラストの作品であれば
シンプルなミニキャラのイラストとか
ゲーム作りであれば
数分程度で遊べるような超短編のゲームとか
文章の作品であれば
ブログで日記を書くとか
このように多大な労力や時間をかけずに
完成させられるものを作る事を
私個人としてはオススメしています。
特にゲーム作りは
制作期間が長くなりやすいので
よほどの熱意がある人以外は
長編大作などを手掛けるのは
かなり無謀なチャレンジになるかと思います。
完成までの工程を把握する
上で述べたように
終わりが見えない状態での製作は
結構辛いものなので
完成までの工程を把握しておきたいところです。
もちろん工程を完璧に把握するのは無理ですし
途中で想定外の事が起こって
余計な工程が増えたりする事は多々ありますが、
大雑把でも構わないので
「あとどれくらい頑張れば完成するのか」が
わかっていると精神衛生上もよろしいと思います。
工程を把握すると言っても
全くの初心者だと・・・
初心者だから
どんな工程が必要なのか
よくわからないよ~
という事もあると思います。
この場合は、先ほど書いた
「規模の小さい作品に挑戦する」だけでもいいので
意識してみると良いでしょう。
すぐに出来上がるような作品なら
工程が云々とかわからなくても
その場の勢いとノリで
どうにかできる事もあります(笑)
ある程度慣れてきてから
工程について意識し始めても良いと思います。
まとめ
創作活動を途中で投げ出さず
作品を完成させるためのコツは
規模の小さい作品に挑戦する
完成までの工程を把握する
この2つを意識すれば
「必ず」とまでは言い切れませんが
作品を完成させやすくなると思います。
どんなに素晴らしい作品を作ろうとしても
途中で投げ出したら
全てがムダになってしまいます。
まずは規模が小さく拙い作品でもいいので
「完成させた!」という実績を作る事が重要な事です。
中にはいきなり規模が大きな作品を手掛けて
成功させてしまう天才的な人もいますが、
私みたいに天才的でない人は実力を過信せずに
身の丈に合ったチャレンジをして
実力をつけていくのが良いと思います。
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