こんにちは、slashです。
株式投資をしていると
「投資する対象がこれから成長するか?」
「株価は上がるのか?」
こんなことを
予想してみたりすることってありませんか?
今回は株価や業績などの予想についてです。
投資情報サイトは「予想」でいっぱい
投資をされている方なら
何らかの投資情報サイトを
ご覧になる事も多いかと思います。
そういったサイトでは
「日経平均株価はこれからどう動く?」
「来週の相場見通しは?」
というように
将来の株価はどうなるか?
これを予想する記事で溢れています。
そしてこれが結構当たりません(笑)
大きな株価変動を当ててもらいたいものだが・・・
どうせ株価予想をするなら
急騰、急落するタイミングを
的確に当ててもらいたいものですが
これを見事に的中させてくるのは
中々ないですね。
最近の例でいうと
日経平均株価は2019年9月4日から9月20日までの
約2週間でだいたい約20500円→ 約22000円と
短期間で急上昇しています。
この急上昇を受け、
某投資情報サイトの株価予想コラムでは
「こんなに上がるとは・・・」
という旨の記述も見られました。
ということは、株価予想のコラムを書いている人たちも
この上昇は予想できていなかったという事でしょう。
コラムを書いている方々は
私のような素人よりも
経済・投資・株などに詳しくて
高度な知識を持っているはずなのですが、
それでも予想は外れる。
株価予想とはそれだけ
難しいという事でしょうね。
多くのアクティブファンドは市場平均に負けている
以前にアクティブファンド投資を
やめた理由について書きましたが、
ファンドマネージャーが企業分析をして、
銘柄の選定を行ったとしても
市場平均に負けてしまう・・・
そんなアクティブファンドが
多数存在するのが現実です。
株価や業績の予想は
やはりそれだけ難しいという事でしょうね。
ダニエル・カーネマンの著書「ファスト&スロー(上)」によると
投資アドバイザーの仕事は高度なスキルを要するゲームよりも
サイコロ投げに似ている、そうです。
同書では投資アドバイザーの
スキルと投資成績の相関性は
ほとんどゼロに近い、という
衝撃的な計算結果が記されていました(汗
サイコロ投げ・・・
もはや運ゲーってことだね
自信たっぷりの物言いは疑ってみる
ところで、
「自信たっぷりで断定的な物言い」って
つい信じてしまう事はありませんか?
「~かもしれない」
というあやふやな表現よりは
「~である!」
と断言する表現をする人の方が
より信頼できる感じがします。
(言っている内容が、誰が見ても明らかに間違いだとわかる場合は別ですが)
ただ、
コレは「信頼できる感じがする」だけで
本当に信頼できるかは別問題です。
自信たっぷりの株価予想に要注意
株価予想コラムなどで
「次の株価はこう動く!」
というように
未来の株価の動きを断定するような書き方を
見かける事があります。
投資をやり始めたばかりの頃の私は
自信たっぷりの株価予想を見て
すっかり信じてしまいました。
(↑slashは騙されやすい(笑))
しかし、自信たっぷりに予想したからといって
それが当たるとは限りません。
「当たりそうな気がする」だけで
実際に当たるかどうかは別物です。
予想記事を見て
「当たりそうな気がする」と思ったら
「いや、ちょっと待てよ?」と
一旦立ち止まって考えてみたほうが
良いかもしれませんね。
逆に
「株価はこうなるかもしれない」
という曖昧な予想記事は
なんだか煮え切らない感じはしますが
未来の株価はわからないものですから
曖昧にしか書けないのは
仕方がない事かと思います。
予想をしない投資
株価の予想が困難または不可能であるなら
予想に頼らないやり方をしていくのが
一つのやり方です。
例えばドルコスト平均法などの方法で
インデックスファンドを少しずつ
積み立てていく方法なら、
機械的に買っていくだけなので
変な予想に惑わされる事はありませんし、
非常にラクです。
個別株に投資するなら
「こうなったら買う(売る)」と
いったルールを事前に決めておき、
機械的にルールを実行していけば
予想が入り込む余地は
少なくなるかと思います。
まとめ
株価の予想は当たらないものですし、
当たったとしても
まぐれなのか実力なのか
判断は難しいところです。
予想には頼らず
ルールに則って機械的に投資を続けていくのが
無難なやり方なのでは?
個人的にはそう思っています。
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