実は日本株より米国株の方が低コストで運用できちゃう!?米国ETFに注目

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こんにちは、slashです。
前回は、各証券会社に広がる
手数料の改定に関して
記事を書きました。

今回は楽天証券などで
来年から実施される
一部の米国ETF買付手数料の改定についてです。

前回は
楽天・全世界株式インデックス・ファンドが
いらなくなるんじゃね?

みたいな事を書きましたが、
他の類似するインデックスファンドにも
同様の事が言えると思いますので
それについて書いていきます。

ポイント

・国内で運用されているインデックスファンドにも十分にコストが安いものがあるが、米国ETFはそれ以上に安く運用できる。
・日本にいながら、日本株(TOPIX)よりも米国株(S&P500)の方が安く運用できるという逆転現象が起きる。

資産運用・投資は自己責任で行って頂くようお願い致します。

買付手数料無料の対象ETF

楽天証券の場合ですと
以下の米国ETFの買付手数料が
無料となります。
(2020年1月6日現地約定分から)

・バンガード・トータル・ワールド・ストックETF
・バンガード・S&P 500 ETF
・バンガード・トータル・ストック・マーケットETF
・SPDR S&P 500 ETF
・SPDR ダウ・ジョーンズ REIT ETF
・SPDR ゴールド・ミニシェアーズ・トラスト
・GS MotifデータイノベーションETF
・GS MotifヘルスケアイノベーションETF
・GS Motif金融イノベーションETF

参考:楽天証券ホームページより

特に「ザ・バンガード・グループ・インク」が運用する
ETFは信託報酬もバツグンに安く、
非常に低コストな
インデックス投資ができます。

これらのETFが手数料をかけずに
買うことができるのなら
非常に無駄の少ない運用ができそうですね。
(ただし売る時には手数料はかかるようなので注意!)

軽く前回の復習

楽天・全世界株式インデックス・ファンドは
バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(以下:VTと表記します)
を買うことでインデックスに連動する
成績を目指すファンドです。

楽天・全世界株式インデックス・ファンドを
買うという事は
実質的にVTを買うのと同じ効果が得られます。

このファンドの信託報酬は年0.222%ほどかかります。
一方でVT自体の信託報酬は年0.09%程度です。

つまりVTを直接買った方が
安く運用ができるというわけです。

国内で一番安いファンド

ではその他に国内で運用されている
投資信託やETFはどうでしょうか?

モーニングスターで
投資信託・ETFを検索してみると
国際株式のインデックスファンドで
最も信託報酬が安いのは
SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド
だいたい年0.09%です。
(2019年12月26日時点での検索結果です)

手数料は年0.1%を切っており
十分安いかと思います。

SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンドは
(ファンド名からだいたい想像がつくかもしれませんが)
バンガード・S&P 500 ETF(以下VOOと表記)
を買うことでS&P500に連動する成績を目指すファンドです。

では、
次に気になるのはVOOのコストですが・・・

年0.03%

すたーちゃん
すたーちゃん

え?

もう1回書きます。
年0.03%です。

すたーちゃん
すたーちゃん

ナニコレ・・・
めっちゃ安い!

SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド
は年0.09%と低コストですが、
VOOを直接買うことで
もっと安く運用できるのです。

そして、VOOは
楽天証券の買付手数料無料の
対象になる
ので、
S&P500のインデックス投資をするなら
こちらを買った方が
低コストな運用ができるわけです。

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外国株の方が安く運用できるという逆転現象

すたーちゃん
すたーちゃん

米国ETFを買えば
低コストな運用ができるのは
わかったけど・・・

すたーちゃん
すたーちゃん

でも、日本で投資するなら
国内株の方が安く運用
できるんじゃない?

さて、どうでしょうか。
では今度は日本株ファンドを検索してみましょう。

モーニングスターで
日本株インデックスファンドを
検索してみます。

すると、
iシェアーズ・コア TOPIX ETF(証券コード:1475)
年0.07%程度が最安のようです。

しかし、
米国株に連動するVOOが年0.03%なので
なんと!
日本の株価指数であるTOPIXよりも
米国のS&P500に投資した方が
安く運用できるという
逆転現象が起きているのです。

これは日本よりもアメリカに
投資しようという人が増えるかも
しれませんね。

高値更新が続く米国株。でも、リスク管理には注意

ここ最近はNYダウやナスダックが
最高値の更新を続けており非常に好調です。

米国ETFの買付コストが改定され、
米国株も好調・・・
そんな様子を見ていると
買いたくなってしまうかもしれませんが、
何かの理由で米国株が暴落すれば
インデックスファンドも連動して暴落します。

超低コストで運用できるからと言って
あまり買いすぎると
痛い目にあうかもしれないので
気をつけましょう(汗

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