こんにちは、slashです。
以前に、
正しい逆張りってなんだろう?
というような事を書きましたが、
今回はそれを実践するには
どうすればいいのか?
作戦を考えてみました。
上手くいくかはわからないのですが
色々と考えてみるのは面白いですよ。
正しい逆張りって?
正しい逆張りとは、誰もが興味を失い、とくにウォール街で誰も株など気にしていないときに拾う、ということである。
ピーター・リンチの株で勝つ[新板] アマの知恵でプロを出し抜け
著者:ピーター・リンチ、ジョン・ロスチャイルド
訳者:三原 淳雄・土屋 安衛
発行所:ダイヤモンド社
しかし具体的にどうすれば
その「正しい逆張り」ができるのか・・・
難しい難しいと嘆くだけではなく
どうすればできるか
作戦を3つ考えてみました。
作戦1:ガツンと下がったタイミングで勇気を出して買う
株価は時々ガツンと急落する事があります。
皆がパニックになって売っている時に
勇気を出して買い向かう作戦です。
・上手くいけば安いところで大量に買い仕込むことができる。
・短期的に大きく利益を得られるチャンス
・買ったタイミングからさらに下がってしまうと大きく損失を被る。
ピンポイントで下がったタイミングを
狙いにいく作戦だから
当たりはずれが大きいかもね
この作戦は、
「今が底だ!」と思っても
実はまだ底じゃなかった
というパターンが考えられるので
結構勇気が要ると思います。
株価や銘柄分析に自信のある
上級者向けのやり方と
思った方がよさそうです。
作戦2:定期的に積み立てる
ドルコスト平均法で株や投資信託を
機械的に積み立てていく作戦も
ありかもしれません。
・相場を読む必要がないので楽。
・大損するリスクは少ない。
・リスクを抑えている分、大きく勝つ可能性が低い。
ドルコスト平均法なら
一定期間ごとに定額ずつ
機械的に買っていくので、
相場の上げ下げは気にしません。
このため、大きく下がって
誰も買いたがらないような状況下でも
買っていく事ができます。
自動的に積み立てるように
設定しているのなら
あとは放置しておけば
ガツンと下がってもお構いなしに
買うことができるでしょう。
この方法をやるなら
途中で大きな値動きがあっても
焦って売却したりする事のないよう
マインドを強く持つ必要が
あるかと思います。
少しずつ買っていく作戦のため、
大きな失敗をする可能性は低いですが、
その分、大きく利益を得るのも
難しくなります。
作戦3:株価の動きに順張り(トレンドフォロー)する
ちょっと待てい!!
逆張りをする方法を考えているのに
なんで「順張り」なんだ!?
そもそも、今回の記事の趣旨は
「逆張りのやり方を考える事」なので
なぜ順張りなのかと思われるかもしれません。
ここでいう逆張りとは
誰もが株に対する興味を
失っているような時に拾う事です。
しかし、ピンポイントで
そのタイミングを狙うのは困難です。
そこで、
株価の動きをフォローする事を考えます。
株価が大きく下がった後、
少し持ち直すくらいのタイミングで
買ってみます。
・株価の底打ちを確認してから買うので、下がっているところを買い向かうよりは安全性は高い。
・株価底打ち後の上昇に乗れれば、大きく利益を得られる可能性がある。
・「底打ちかと思ったら実は底じゃなかった!」というパターンも考えられる。
・損切りができないと大きく損失を被る可能性がある。
例えば日経平均株価なら
2007年に約18300円程度の高値をつけたあと
2008年には7000円を少し割り込むところまで
下がっています。
しかし、7000円のところを
ピンポイントで拾うのは困難です。
そこで、ドン底よりはちょっと高い位置での
買いになってしまいますが、
日経平均株価が上がり始めて
8000円~10000円になった辺りで
買っていたら結構な
利益になっていたのではないでしょうか?
※この記事を書いている時点(2019/12/18)では日経平均株価は約24000円!
もちろん、
株価が持ち直したかと思ったら
それがダマシ上げだった!
という可能性もありますので、
損切りが生じることもあるかと思いますが、
下がっている真っ只中に
落ちるナイフを掴みにいくような
やり方よりは安全性は高いと考えられます。
順張りは大衆の逆を突いている?
相場で勝つには他人と
同じ事をしていてはダメだと
よく言われます。
そして順張りとは
株価が上がる時(=他人が買っている時)に買い、
下がる時(=他人が売っている時)に売るので、
他人と同じことをしているじゃないか!
と思われるかもしれません。
しかし日本取引所グループから発表される
投資部門別売買動向を見ると、
個人投資家は株価が上がる時に売り越し、
下がる時に買い越す傾向が
ハッキリと見て取れます。
つまり、個人投資家は
株価に逆張りをする傾向があります。
すると、株価に対して逆張りをする行為は
実はその他大勢と同じ事をしており、
順張りの方が少数派だったり
するのかもしれませんね。
個人的な見解
作戦1:ガツンと下がったタイミングで勇気を出して買う
作戦2:定期的に積み立てる
作戦3:株価の動きに順張り(トレンドフォロー)する
この3つの作戦を考えました。
作戦1は、
この中では最も多くの利益を得られる
可能性を秘めているとは思いますが、
投資する人の裁量やその時の運に
左右される部分が大きいので、
私個人としてはやりたくないと感じます。
作戦2は、相場を読む必要もなく
機械的に淡々と積み立てを
実行すればいいので、
もっとも簡単に実践できそうです。
作戦3は、
裁量に頼る部分もありますが、
買いや売りのルールを決めておけば
機械的に実行できそうです。
失敗した時にズルズルと引きずらないで
早めに損切りができるならアリだと思います。
以上の事から、
誰もが株に興味を失っているような
タイミングで拾うための作戦として
作戦2:定期的に積み立てる
作戦3:株価の動きに順張り(トレンドフォロー)する
を並行してやってみたいと思います。
slashは、
投資信託の積み立てと
個別株の順張りを
普段からやってるので、
結局いつも通りだけどね(笑)
まとめ
逆張りをするための方法を考えたら
順張りをしようなんていう
結論が出てしまいました(笑
今回考えた作戦が上手くいく
保証はないのですが、
やってみなければわからないので
無理のない程度にチャレンジは
していきたいと思います。
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