こんにちは。slashです。
私は趣味で自作ゲームを作っています。
もう1つのブログ『ツクラーりずむ』では
ゲーム制作日記なんかを時々書いていますが、
このブログでは
ゲームのアイデア出してから
完成までの流れを簡単に解説したいと思います。
ちなみに記事タイトルで「RPGツクールMVで」、
とは書いていますが
それ以外のツールでのゲーム制作にも
ある程度通じる部分はあるかもしれません。
この記事で解説するのは
あくまで私のやり方あり
これが正解というわけでもありません。
こんなやり方もあるんだな~
という程度に受け取ってもらえれば良いです。
RPGツクールMVについて
RPGツクールMV
開発:KADOKAWA
販売:KADOKAWA
RPGツクールMVとは?
RPGツクールシリーズは
名前くらいは聞いた事がある人も
いるかと思います。
使った経験のない人でも
「ツクール」という名前で想像がつくかもしれませんが
RPGなどのゲームを作るためのツールです。
RPGの作成に向いているツールではありますが
それ以外のジャンルのゲームも作る事ができます。
簡単な流れ説明
まずは自作ゲームのアイデア出してから
完成までの流れをざっと説明。
1.どんなゲームを作りたいか考える。
↓
2.アイデアを書き出していく。
↓
3.ゲームの基礎となる部分を作っていく。
↓
4.細かい演出などを作り込んでいく。
↓
5.最終チェック。
↓
6.完成、公開。
↓
7.必要があればゲームを更新。
かなりざっくりと書きましたが、
私はだいたいこんな感じでゲーム作ってます。
ゲーム制作の流れについてもう少し詳しく説明
上記ゲーム制作の流れについて
もう少し深く掘り下げてみます。
どんなゲームを作りたいか考える
まずこれをやらないと何も始まりませんね。
基本的に自由に考えれば良いですが、
あまり規模の大きいゲームを作ろうとすると
当然ながら制作難度は高くなりますし、
途中で挫折する可能性が高まります。
私個人の考えとしては、
小作であってもちゃんと完成させる事が
大切だと思っています。
もちろんこれは人により意見は異なりますし、
いきなり大作にチャレンジしてはいけない
というわけではありません。
私は絶対にデカい作品を作りたい!
小さい作品なんか興味ない!!
と思うのであれば
頓挫覚悟で大作にチャレンジしてみてもいいでしょう。
もしも上手く最後まで作れれば
それは素晴らしい事ですし、
途中で諦めてしまったなら
反省して次に活かせば良いのです。
どんなの作ればいいかわからないという人は
とりあえずオーソドックスな短編RPGでも
作ってみるといいかもしれません。
RPGツクールMVを使い始めたばかりの人なら
ツールの使い方を覚える意味でも
ちょっとしたRPGを作ってみて
機能を色々と試してみるといいでしょう。
アイデアを書き出していく
アイデアを書かずにいきなり
ゲームの作成に取り掛かるのもアリですが
私は毎回、アイデアをエクセルにまとめています。
エクセルでなくても、
他のテキスト編集ソフトでも
紙でもなんでもいいです。
「このゲームはどんなゲーム?」
「ゲームのコンセプトは?」
「どんなシステムを作るの?」
とりあえず思いついた事はドンドン書いていきます。
また、制作の途中で
新たにやりたい事を思いついた場合も
追加で書き足していきます。
アイデア出しについては
こちらの記事でも触れていますので
よろしければ参考にしてみてください。
ゲームの基礎となる部分を作っていく
ここでいう基礎とは
制作しているゲームで重視している箇所や
ウリになるポイントの事です。
例えば
「シナリオを重視するゲーム」であればシナリオ
「独特のバトルシステムが特徴のRPG」であればバトルシステム
がそのゲームの基礎となります。
この基礎となる部分を早い段階で作っていきます。
う~ん、私のゲームは
何を基礎にすればいいんだろう?
という人は、
ゲームのオープニングからエンディングまでの流れを
大雑把に作ってしまうといいでしょう。
早い段階で最初から最後までの流れを作れば
ゲームの全体像が掴みやすいですし、
ゲームの基礎の部分で欠陥がある場合にも
早めに気付きやすくなります。
シナリオ重視のゲームを作っているとして
制作終盤になって
「シナリオが破綻している!シナリオを練り直さなければ!」
と気付いたとしても
終盤だと修正するの大変ですよね?
だからこそ、ゲームの基礎となる部分は
早めに作っておきたいわけです。
この段階では
細かい演出部分などは
とりあえず後回しにします。
細かい演出などを作り込んでいく
ゲームの基礎ができあがったら
細かい演出などを作り込んでいきます。
マップの細かい装飾とか
メインシナリオには直接関係ない
寄り道イベントとか
モブキャラとの会話とかを
実装していく感じになりますね。
最終チェック
細かい演出まで出来上がったら
テストプレイを重ね、
動作に問題がないか確認していきます。
作ったゲームの規模にもよりますが
細かい不具合まで含めて
全てを直すのはなかなか難しいです。
ですが、ゲームが進行不能になるとか
ゲームバランスを著しく損なうなど
重篤な不具合は取りこぼさないように
気を付けましょう。
まぁ気を付けても重篤なバグが残る事はありますが。
ここでは「完璧を目指さない」ことが大切です。
完璧を目指していたら
いつまでたってもここから
先の段階に進めません。
細かい不具合が多少残るのはしょうがないと
割り切ってしまってもいいと思います。
完成、公開
最終チェックが終わったら
作ったゲームを公開します。
RPGアツマールやふりーむ!等のサイトで
公開する事ができます。
私は、ここ最近は主にRPGアツマールで
ゲームを公開しています。
公開の瞬間は結構ドキドキするものですが
ここは勇気をもって公開です!
必要があればゲームを更新。
「最終チェック」の段階で
不具合が無いかチェックするのですが
それでも不具合は残るものです。
ゲーム公開後だと
プレイヤーの皆様から感想や不具合の報告が
寄せられる事があります。
こういったフィードバックを元に
ゲームを更新していきます。
まとめ
以上が、ゲーム制作で意識しているやり方です。
結局のところ、やり方は人それぞれですが
少しでも参考なれば幸いです。
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