手軽に線画をレイヤー分け!「線画キリトール+」を使ってみた

アイキャッチ画像 イラスト
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こんにちは、slashです。
RPGアツマールでは先月末(3月31日)に
課金対応ゲームが新しくリリースされました!

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その中でも今回は
「線画キリトール+」に注目したいと思います。

線画キリトール+とは?

線画キリトール+
作者:山田太郎山さん

『ゲームアツマール』サービス終了のお知らせ|ニコニコインフォ
平素より、自作ゲーム投稿コミュニティサービス『ゲームアツマール』をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。 『ゲームアツマール』は、昨今のネイティブゲーム市場拡大におけるブラウザゲーム市場の縮小を

線画の画像ファイルを読み込ませると
色塗りがしやすいように
レイヤーを分けてくれるツールです。
レイヤー分けされた画像は
psd形式で出力されます。

RPGアツマールといえば
普通はゲームを投稿する場所ですが、
これはゲームではなく
画像処理ツールですね。

課金対応で
「基本無料」とはなっていますが、
全ての機能が無料で使えます。
(exe版のダウンロードは有料)

今回は、この線画キリトール+を
使ってみたというお話です。

使い方

1.線画を読み込ませる

まずは線画を用意しなければ始まりませんね。

前回の記事でちくわの女神
なるものを描いたのですが、
まだ線画のみの状態なので
今回はこの画像を使ってみたいと思います。

ちくわの女神線画

線画キリトール+にアクセスすると
このような画面が表示されます。

ドラッグアンドドロップで画像読み込み

線画の画像ファイルを
ドラッグ&ドロップすれば
画像が読み込まれます。

ここからいくつかの設定していきます。

2.透明なピクセルについて

透明ピクセル

完全透明ピクセルがある場合は
そのまま透明にしておくか
白色にするか選べます。

今回使用した画像のように
黒い線に背景が白一色で
透明ピクセルがない場合は
どちらを選んでも
変わらないかと思います。

背景透明の線画

こちらの画像のように
背景が完全透明
になっているような線画を
読み込ませた場合は

完全透明ピクセルが存在する場合、無透明の白ピクセルだったものとして扱う

を選ぶと良いでしょう。

あとは、設定を変更したら
「更新」ボタンクリックを忘れずに!

背景レイヤの扱い

背景レイヤの扱い

背景を透明にするかどうかの選択です。

今回使用した画像では
プレビューを見る限り
ちゃんとキャラの外側部分が
透明になっているので

背景レイヤ(だと推測されるレイヤ)を透明扱いにする

を選ぶことにしました。
輪郭線に閉じ漏れがあったりすると、
意図しない箇所が背景扱いされる事も
あるかもしれないので、
その場合は
背景レイヤ(だと推測されたレイヤ)を通常扱いにする
を選ぶと良いかもしれません。

各レイヤを輪郭線の下側まで拡張する

拡張

レイヤを拡張することで
線のフチ部分の塗り残しが
出ないようにする事ができます。

試しに拡張サイズ0
エクスポートしてみたら・・・

フチ
拡張サイズ0の場合

フチが塗り残しだらけでした(汗
やっぱり0はアカン・・・

画像にもよるかもしれませんが、
拡張サイズは3~4程度はあった方が良さそうです。

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面積の小さなレイヤを合成する

面積

小さなレイヤーを
隣接するレイヤーにくっつけて
全体のレイヤー数を
少なくする事ができます。

スライダーを動かして数値を
調節できますが、
どの数値が適切なのかについては
ケースバイケースになるかと
思いますので、
プレビューを見ながら
調節していきましょう。

私自身も
この数値はどの程度に設定するのがいいか
よくわかってないので
とりあえず1%にしました(←適当)

0パーと1パー
0パーセントだとレイヤーが細かすぎる

読み込ませた画像によっては
設定を0%にすると、
小さなレイヤーが大量にできてしまい、
後で色塗りをする時に
処理が凄く大変になってしまうので
0%はオススメしません。
(ツールにも0%はオススメしない旨が記載されています)

ダウンロード

ダウンロード

ダウンロードボタンを押すと
レイヤー分けされたpsdファイルが
ダウンロードできます。

ここから先は
別の画像処理ソフトを使っていきます。

psdファイルを画像編集ソフトで読み込む

私はいつもClip Studio Paint(クリスタ)
使っているのでクリスタでpsdを読み込みます。

psd読み込み

レイヤー分けされているので、
色を塗っていきます。

各レイヤーで
「透明ピクセルのロック」をONにすれば
はみ出さずに色を塗ることができます。

ロック

塗ってみた

各レイヤーをベタ塗りして
簡単に影とハイライトつけて
フチ取りしました。

塗った

以上、
線画キリトール+を使ってみたお話でした!

デジ絵を描いていて
興味のある方は是非使ってみてください。

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