こんにちは、slashです。
RPGアツマールでは先月末(3月31日)に
課金対応ゲームが新しくリリースされました!
![](https://resource.video.nimg.jp/web/scripts/niconico_tmp/static/ReKariOGP.png?v=2)
その中でも今回は
「線画キリトール+」に注目したいと思います。
線画キリトール+とは?
線画キリトール+
作者:山田太郎山さん
線画の画像ファイルを読み込ませると
色塗りがしやすいように
レイヤーを分けてくれるツールです。
レイヤー分けされた画像は
psd形式で出力されます。
RPGアツマールといえば
普通はゲームを投稿する場所ですが、
これはゲームではなく
画像処理ツールですね。
課金対応で
「基本無料」とはなっていますが、
全ての機能が無料で使えます。
(exe版のダウンロードは有料)
今回は、この線画キリトール+を
使ってみたというお話です。
使い方
1.線画を読み込ませる
まずは線画を用意しなければ始まりませんね。
前回の記事でちくわの女神
なるものを描いたのですが、
まだ線画のみの状態なので
今回はこの画像を使ってみたいと思います。
![ちくわの女神線画](https://starslashblog.com/wp-content/uploads/2020/04/200404chikuwa5t-513x1024.png)
線画キリトール+にアクセスすると
このような画面が表示されます。
![ドラッグアンドドロップで画像読み込み](https://starslashblog.com/wp-content/uploads/2020/04/0408-k1.png)
線画の画像ファイルを
ドラッグ&ドロップすれば
画像が読み込まれます。
ここからいくつかの設定していきます。
2.透明なピクセルについて
![透明ピクセル](https://starslashblog.com/wp-content/uploads/2020/04/0408-k2.png)
完全透明ピクセルがある場合は
そのまま透明にしておくか
白色にするか選べます。
今回使用した画像のように
黒い線に背景が白一色で
透明ピクセルがない場合は
どちらを選んでも
変わらないかと思います。
![背景透明の線画](https://starslashblog.com/wp-content/uploads/2020/04/0408-k9.png)
こちらの画像のように
背景が完全透明
になっているような線画を
読み込ませた場合は
完全透明ピクセルが存在する場合、無透明の白ピクセルだったものとして扱う
を選ぶと良いでしょう。
あとは、設定を変更したら
「更新」ボタンクリックを忘れずに!
背景レイヤの扱い
![背景レイヤの扱い](https://starslashblog.com/wp-content/uploads/2020/04/0408-k8.png)
背景を透明にするかどうかの選択です。
今回使用した画像では
プレビューを見る限り
ちゃんとキャラの外側部分が
透明になっているので
背景レイヤ(だと推測されるレイヤ)を透明扱いにする
を選ぶことにしました。
輪郭線に閉じ漏れがあったりすると、
意図しない箇所が背景扱いされる事も
あるかもしれないので、
その場合は
背景レイヤ(だと推測されたレイヤ)を通常扱いにする
を選ぶと良いかもしれません。
各レイヤを輪郭線の下側まで拡張する
![拡張](https://starslashblog.com/wp-content/uploads/2020/04/0408-k3.png)
レイヤを拡張することで
線のフチ部分の塗り残しが
出ないようにする事ができます。
試しに拡張サイズ0で
エクスポートしてみたら・・・
![フチ](https://starslashblog.com/wp-content/uploads/2020/04/0408-k4.png)
フチが塗り残しだらけでした(汗
やっぱり0はアカン・・・
画像にもよるかもしれませんが、
拡張サイズは3~4程度はあった方が良さそうです。
面積の小さなレイヤを合成する
![面積](https://starslashblog.com/wp-content/uploads/2020/04/0408-k5.png)
小さなレイヤーを
隣接するレイヤーにくっつけて
全体のレイヤー数を
少なくする事ができます。
スライダーを動かして数値を
調節できますが、
どの数値が適切なのかについては
ケースバイケースになるかと
思いますので、
プレビューを見ながら
調節していきましょう。
私自身も
この数値はどの程度に設定するのがいいか
よくわかってないので
とりあえず1%にしました(←適当)
![0パーと1パー](https://starslashblog.com/wp-content/uploads/2020/04/0408-k6.png)
読み込ませた画像によっては
設定を0%にすると、
小さなレイヤーが大量にできてしまい、
後で色塗りをする時に
処理が凄く大変になってしまうので
0%はオススメしません。
(ツールにも0%はオススメしない旨が記載されています)
ダウンロード
![ダウンロード](https://starslashblog.com/wp-content/uploads/2020/04/0408-k7.png)
ダウンロードボタンを押すと
レイヤー分けされたpsdファイルが
ダウンロードできます。
ここから先は
別の画像処理ソフトを使っていきます。
psdファイルを画像編集ソフトで読み込む
私はいつもClip Studio Paint(クリスタ)を
使っているのでクリスタでpsdを読み込みます。
![psd読み込み](https://starslashblog.com/wp-content/uploads/2020/04/0408-psd1.png)
レイヤー分けされているので、
色を塗っていきます。
各レイヤーで
「透明ピクセルのロック」をONにすれば
はみ出さずに色を塗ることができます。
![ロック](https://starslashblog.com/wp-content/uploads/2020/04/0408-lock.png)
塗ってみた
各レイヤーをベタ塗りして
簡単に影とハイライトつけて
フチ取りしました。
![塗った](https://starslashblog.com/wp-content/uploads/2020/04/g-chikuwa1-1-513x1024.png)
以上、
線画キリトール+を使ってみたお話でした!
デジ絵を描いていて
興味のある方は是非使ってみてください。
コメント